前回のつづき。
この日(3/17)のもうひとつの目的地は、昨年12月に開館した静岡県富士山世界遺産センター。
大鳥居は元からあった浅間神社の一之鳥居。グーグルアースではまだ昔の建物・駐車場になっている(2018/5)
昨年「坂茂展」で模型を見て、実物を早く見たいと思っていた。
逆円錐形の建物は、逆さ富士の逆さ版(水面に写るほうが富士山のシルエット)
湧水が引き込まれた水盤は空調の機能も果たしているそうだ。
公式サイトに建物に正対した写真がある。
https://mtfuji-whc.jp/equipment-outline/
逆円錐の表は木材の格子で美しく覆われている。県産材が使われているそう。
半分は表面も屋内になる。
内部の様子。
逆円錐の中は、らせん状のギャラリー。ギャラリーと屋上は有料エリア(一般300円)
富士山の自然や歴史、文化や地質などをタイムプラスの映像や豊富な資料で学ぶことができる。登山者のシルエットの仕掛けがリアルだった。
最上階には横長に開口部があるテラス(手前は室内)がある。
天気に恵まれると、こんな「絵」が!
この日は厚い雲の中・・・
朝、三島の駅では見えていたのだが・・・
展示スペースは逆円錐の外にもある。4Kシアターもあった。
有料エリアへの入場口。
カフェとショップは無料エリア。
カフェの椅子が坂茂仕様で感激。座り心地もよかった。
ボール紙の筒と、薄い木材を張り合わせた支持体で出来ていた。
逆さ富士型の椅子も!
センターに駐車場はないので、近隣の有料駐車場を利用する。JR身延線の富士宮駅からは徒歩8分。
ちなみに富士山世界遺産センターは山梨県(富士河口湖町)にもある。