墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

秋葉原第1号古墳 長野県松本市新村

前回の安塚古墳から700mほど東に秋葉原第1号古墳がある。

古墳の隣は松本電鉄上高地線

 

現地の説明板。

安塚古墳群とほぼ同時期、8世紀前半の古墳時代終末期の円墳で、石室の様子も似ていた。こちらは元の位置から80m北西に移築されたものだった。

松本市特別史跡
秋葉原第1号古墳
所在地:新村250-2 所有者:松本市 指定年月日:昭和63年3月9日
指定内容
本古墳は昭和57年に圃場整備に伴う発掘調査によって発見された終末期の円墳である。発掘では南に向かって開口する横穴式石室と古墳の周囲を巡る溝を確認したが、墳丘は既に失われていた。石室は幅1.05~1.3m、奥行7.4m、高さ1m弱で、すべてが梓川の扁平楕円な河原石で積み上げられ、石室入口部の両側にも石積が確認された。石室側壁の石積は7段を数えたが、築造当初はさらに数段の上積があり、その上に天井石が載せられて石室を覆う墳丘は直径20m前後、高さ1mほどのなだらかな丘を呈していたと推定される。石室内には2体分の骨片が残っており、周溝内から8世紀前半の土器がまとまって出土した。
本古墳が属す秋葉原古墳群とその西の安塚古墳群からは、これまでに14基の古墳が発掘されており、未発見の古墳も含めると、この一帯は古代において大古墳群を形成していたと考えられる。
本古墳は発掘後、地元関係者の手により発見地から約80m北西の現在地に移築復元された。
平成25年7月 松本市教育委員会

 

こちらも古墳も松本市のサイトに解説があった。

こちらの方では推定される大きさは直径12m前後、高さは2~3mとあった。昭和57年の調査ではこの1号墳を含めて5基が発見されたとのこと。安塚古墳群とともに、東方の島立地区南半に展開する古代集落遺跡の墓域ではないかと考えられているそうだ。

http://takara.city.matsumoto.nagano.jp/city/147.html

 

線路際に何気なく置かれた板状の石が気になった。 

 

石室入口の両側にも石積みが廻っていた。

石室入口部と周溝内から多量に発見された須恵器・土師器の坏(つき)・高坏などは墓前祭に使用したとみられるとのこと。

 

松本電鉄とのツーショットは時間の都合で叶わず。

 

場所はこちら。