墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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城山横穴墓群 神奈川県中郡大磯町国府本郷

前回のつづき。

平塚市の真土大塚山古墳から江之浦測候所へ向かう途中に、大磯町の史跡に立ち寄った。大磯城山(じょうやま)公園にある横穴墓群、郷土資料館と、道を挟んで向かいにある旧吉田茂邸。 

行ってみて広い公園であることを知った。右の旧三井別邸地区が7ha、左の旧吉田茂邸地区が2.9haで合わせて10haの高低差のある公園。

http://www.kanagawa-park.or.jp/ooisojoyama/map.html

 

「であいの広場」脇の第一駐車場に停められたので、そこから尾根を越えて反対側の斜面にある横穴墓へ向かった。 

 

急な坂を登って南門をくぐる。

 

さらに上って振り返ったところ。左の木の奥がくぐってきた南門。

 

反対側の斜面に出たところで、横穴墓への道が閉鎖されていた。

 

仕方がないので郷土資料館への道を下りていくと、別の道があって横穴墓へ到着。

 

頑丈な柵越しに。

 

地層の縞模様が斜めに入る。

 

こちらは手前が崩れたものか。

 

柵で囲まれたエリアが3ヶ所あり、それぞれの中にいくつかの穴があって見学できたのは10基ほど(公園パンフのガイドマップには12基との記載あり)

こちらの「神奈川の古墳散歩」さんのサイトによれば総数は20基で、古墳時代後期の築造とあった。

http://www.geocities.jp/kanagawa_kohun/oiso_ninomiya/oisonino_2.htm

 

隣の一画の前には石碑が立っていた。

 

昭和10年に建てられた「城山荘温古之碑」

 

碑の後ろの横穴墓。

 

フラッシュで。

 

さらに奥にあった一画。

 

柵がある場所もなかなか急な斜面だった。

 

こちらは側壁下部に四角く穴が掘られていた。

 

散策路を下って、見上げた横穴墓の柵。 

 

そのまま歩いていくと、かなり大きな資料館の建物が見えてきた。

 

道沿いで椿が目を楽しませてくれた。