東京文化財ウィーク2017の特別公開事業で、10月28日から11月5日までの間、旧李王家東京邸(東京ガーデンテラス紀尾井町・赤坂プリンスクラシックハウス)の室内一般公開があったので行ってみた。
昨年6月に外観のみ拝見した修復後の建物。
玄関に置かれたポスター。本邸内は今年の文化財ウィークの小冊子等の表紙写真に使われている。
ポスターと似たような位置から。
営業中なのでスタッフの方を邪魔しないように撮影したつもり。
東京文化財ウィークの冊子の説明によると、宮内庁内匠寮の設計により昭和5年(1930)に竣工した洋風建築で、外観はチューダー様式を基調としているが、室内は多様な様式~ジャコビアン様式、古典主義、モダニスム風、和風などが取り入れられているとのこと。
入ってすぐにあるこの柱には見覚えがある方も多いのでは。
その脇から奥へ続く廊下。
廊下からガラス越しに中庭を。
歴史が感じられるSILVER ROOMのドア。
窓、カーテン、照明も洗練されていた。
このときは2階は見学者立入禁止となっていた。
美しいステンドグラス。
手すり柱の彫刻も大変凝ったもの。
こちらの部屋にはお客さんがいたので遠目から。カクテルなど頂きたかったがリュックを背負うような、場に似つかわしくない格好で来たので出直すこととした。
玄関内側から車寄せを。
さきほどの階段のステンドグラスを外側から。
門の外から。
夕刻になって明かりが綺麗になってきた。
左は前回時にはまだなかったパブリックアート。
名和晃平による「White Deer」(2016)
石巻のアートフェスティバルのポスターで同じような形を見たことがあったので、そこから移してきたのかと思ってしまった。