2017年9月24日に開館した新宿区立漱石山房記念館は、草間彌生美術館のすぐ北西、徒歩2分ほどの場所にある。
整備されたばかりのようなきれいな石畳の坂。
その中腹に記念館が建つ。建物北側には庭のように漱石公園も。
夏目漱石は、明治40年(1907)9月から大正5年(1916)に亡くなるまでここで過ごした。
ここにあった「漱石山房」には多くの弟子達が、毎週木曜日に集まったそうだ。
坂上側から。記念館には漱石の本も読めるブックカフェが併設されている。
無料のコーナーでも映像やグラフィックパネルを用いた充実の展示があるが、一般300円の有料エリアでは、復元書斎や「道草」「明暗」の草稿などを見ることができる。
本の積まれた書斎。
「漱石山房」は書斎だけでなく客間やベランダ式回廊なども再現されている。
その説明パネル。
資料展示のコーナーは撮影不可。
http://soseki-museum.jp/modules/info/index.php?action=PageView&page_id=24
漱石山房の建物は瓦もしっかり復元されていた。
早稲田駅から飯田橋駅まで「漱石の散歩道」というルートの解説があった。次の機会で歩いてみたい。