墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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女塚古墳 東京都大田区西蒲田

今回も東急池上線沿線の古墳。

蓮沼駅から徒歩6分、蒲田駅から徒歩7分の女塚神社境内にある。

 

女塚(おなづか)神社を東側に面した道路から。

 

すぐ近くに大城通り商店街という一方通行の道があり、池上本門寺方向に一直線に1km伸びる。

 

まずは拝殿に参拝。

 

拝殿左側に女塚古墳の由緒と刻まれた石碑があるが、南北朝時代の出来事で古墳築造時のことを記したものではなかった。

女塚古墳の由緒
南北朝時代の烈士新田義貞の子義興公は越後の国に城郭を構えいたりしも其の勢漸く武蔵の国に萌しければ鎌倉管領足利基氏は家臣畠山國清と計り竹澤右京亮に命じて義興公を矢口の渡しにて欺き討つ 時に正平13年10月のことなり
義興公憤死の時その侍女少将局忠節を尽して共に害せらる 村民憐れみて此の地に祀り侍従神と崇敬し爾来女塚と称す
宮司 上野喜信 謹書

 

上記の由緒については、ご~ご~ひでりんさんのサイトにわかりやすくかつ詳しく書かれている。

http://gogohiderin.blog.fc2.com/blog-entry-47.html

 

拝殿左側の末社が建つあたりが一段高くなっており、墳丘跡のようだった。

東京都遺跡地図に古墳としての印があり、円墳で土師器が出土したと記載されている。

 

ここに子猫がいた。

 

遊んでほしそうだが近づくと離れる。

 

それは隠れているのか。 

 

本殿の後ろ側から末社の基壇を。

 

神社から蒲田駅への道。

 

誘惑の路地。

 

その先の交差点の角には日本工学院のビルが聳えていた。