墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

ソール・ライター展 @Bunkamura 渋谷

土曜日の渋谷へ、写真家・ソール・ライター(Saul Leiter:1923~2013)の回顧展を見に行った。

たまたま見かけたチラシの写真に惹かれて。写真家の名は今回初めて知った。

 

200点ほど展示される作品の多くは、1960年代のニューヨークを写したもの。

最初はモデルを被写体としたモノクロ作品が続くが、街角を写したコーナーに移ると大胆な構図が多く見られるようになり、カラーのコーナーに入ると色使いが印象的な作品が並ぶようになる。

ボナールやヴューヤールを敬愛したというライターの絵画作品も興味深かった。

 

作品が架かる壁面に記されていた写真家の言葉も心に残った。たとえば・・・

・取るに足らない存在でいることには、はかりしれない利点がある。

・神秘的なことは馴染み深い場所で起きると思っている。

下記の公式サイトにある。

www.bunkamura.co.jp

 

ユダヤ教のラビだった父の家を離れ、1940年代後半にニューヨークに出たライターは、1950年代から著名なファッション誌のカメラマンとして活躍し、5番街にスタジオも持ったが1981年に閉鎖し、それから2006年・83歳でシュタイデル社によって「Eaely Color」が出版されるまではイーストビレッジのアパートとその界隈で自分のためだけに写真を撮り絵を描き続ける「隠遁生活」を送っていたそうだ。

見どころ | ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展 | Bunkamura

 

文化村では2012年に撮られたドキュメンタリー映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」の上映もある。

 

文化村では映画を見る時間が無かったが、後で調べたらアマゾンビデオで見ることができた(500円・7日間レンタル)

写真家の考え方や人柄がダイレクトに伝わってくる、とても面白い映画でした。

展覧会へ行こうと思っている方は、先にこちらを見てもよいかと思います。