墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

「春日大社 千年の至宝」展 @東京国立博物館・上野

 「古都奈良の文化財」のひとつの世界文化遺産春日大社に奉納されてきた「神宝」を一同に見られる展覧会が上野で始まっている。

 

奈良時代藤原氏氏神を祀るために創建された春日大社は「平安の正倉院」との呼ばれ、古来から公家や武家が奉納してきた神宝が多く伝わる。

平安期から江戸期にかけての、甲冑刀剣や舞楽伎楽の道具、曼荼羅、縁起絵巻、屏風絵など、時代もジャンルも多岐にわたる最高峰の”美術品”群。

”目玉”のひとつは平安期の武具。繊細で絢爛な装飾が施された傑作だった。期間中展示替えがあるが、国宝の甲冑2点は2/14~2/19までなら両方見られる。ただし国宝・平胡簶(ひらやなぐい~矢を携帯する道具、藤原頼長の所用品)は2/12まで。

春日大社以外からも東博が所蔵する「延喜式」、陽明文庫の「御堂関白記」、宮内庁の「春日権現験記絵」、細見美術館の「春日神鹿御正体」などの貴重な資料・名品が出品されるほか、春日大社現地に行っても見ることができない本殿の一部(第二殿)の原寸復元もあった。

円成寺の「十一面観音菩薩立像」や薬師寺の「地蔵菩薩立像」(善円作)、東博が所蔵する興福寺伝来の「文殊菩薩騎獅像および侍者立像」(康円作)など神仏習合を背景とした仏像、仏画類もあって見所は多い。

特別展「春日大社 千年の至宝」展覧会のみどころ

 一般1600円、中学生以下は無料。

 

会場内の様子は公式ブログにも。

東京国立博物館 - 1089ブログ

 

撮影禁止だが、第2展示室の終盤の一画に万灯篭を再現した撮影コーナーがあった。現地では毎年2月と8月、釣り灯篭千基・石灯篭二千基に火が灯されるそうだ。

 

万灯篭は灯ってないが、昨年2月に参拝したときの様子。

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春日大社の創建では、 関東の鹿島神宮から武甕槌命を、香取神宮から経津主命を勧請している。前にも触れたが、奈良時代に関東から神を呼んでいることはとても興味深い。

 

どちらも3年前に訪れた。どちらも古墳がそばにある。

massneko.hatenablog.com

 

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