新年おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
年は改まりましたが、年末に訪れた場所から始めさせていただきます。
東郷神社は原宿駅の近く、入口は明治通りにも面しています。
すぐ左には建築中のビル。
今年の9月に、高さ115m、地上23階が建つようです。着工から13年にもなるのですね。
鳥居をくぐって振り返ったところ。
見上げると工事中のビルの上部外観は完成しているようだった。
境内案内図。東郷神社 (渋谷区) - Wikipediaによれば、昭和9年(1934年)に東郷平八郎が亡くなった後、神社の創建が全国からの献金で計画されて昭和15年(1940年)に鎮座祭が行われている。
表参道を進むと神池があり対岸に東郷記念館があった。
東郷神社が建つ前は、元鳥取藩主池田侯爵邸だった。<公式> 由緒 | 東京原宿 東郷神社 | 東郷平八郎
”東京時層地図”で調べると、池田邸が建つ前の明治初期は茶畑と竹やぶになっている。池は邸宅築造時に造られたようだ。
参道は上り道になった。
石段上のキュビスム的な?狛犬。
その先で右に、南向きの神門があった。
その手前の手水舎の前にあった石畳。
海軍経理学校正門の敷石だったそう。
神門の外には、海軍関係の慰霊碑なども建っていた。
潜水艦殉国碑。潜水艦横断面を型どった碑の司令塔部分に、実潜望鏡が嵌め込まれている。
海軍特年兵の碑。14歳の少年から志願者を採用した海軍特別少年兵の殉国碑とのこと。
こちらは東郷蔵。麹町三番町にあった自邸で、空襲で藏だけが焼け残りこちらに移築されたが、昭和59年に少し大きく再建されたそう。
自邸跡の公園には2015年の夏に行った。
東郷元帥記念公園 九段小学校 東京都千代田区三番町 - 墳丘からの眺め
銅像のあった三笠公園には2016年4月に。
土蔵から先、道は東側の鳥居へと下っていく。
戻って神門から拝殿前へ。社殿は空襲で焼失したが昭和39年(1964年)に再建されている。
拝殿前の広場。左が神門。
「海の宮」という境内霊もがあった。
拝殿前から東側への石段。境内が南に伸びた舌状台地上にあることがわかる。
そのまま降りていくとクレープを食す人々。
すぐ先は竹下通り - Wikipedia。
うってかわって大賑わいだった。