前回のつづき。
がま池見学の後は、広尾駅の方へと向かった。
麻布運動場を過ぎようとするあたりに現代美術館のような建物があった。
あとで住所から検索したら、アパホテル社長の邸宅との情報があった。
そこを過ぎて有栖川公園沿いの南部坂を下る。公園内は昨年訪ねたが坂は歩いていなかった。
有栖川宮記念公園 南部坂 木下坂 東京都港区 - 墳丘からの眺め
坂の南側はドイツ連邦共和国大使館。
そこからさらに少し下りると教会があった。
・日本基督教団麻布南部坂教会 昭和8年(1933)築で、設計はヴォーリズ。
港区ゆかりの人物データベースサイト 日本基督教団麻布南部坂教会
上記の港区のサイトに解説があった。
南麻布の南部坂に面して、有栖川宮記念公園に向かい合うように位置しています。設計は宣教師として来日したヴォーリズです。昭和8年(1933)に献堂式が行われました。教会堂建設は、募金活動およびドイツ改革派東北ミッションの宣教師からの援助によって実現したと言います。当時は日本基督麻布教会と称していました。一階のホール(幼稚園)と礼拝堂を重層的に積み上げることによって、坂道という立地条件を活かした設計がなされています。坂下からは礼拝堂の大きなポインテドアーチ(先の尖ったアーチ)を望むことができます。
小さめの窓に凝った意匠の格子が嵌る。
西側から。教会には幼稚園が併設されていた。
幼稚園の先の住宅街。港区南麻布4丁目になる。
先はすぐに行き止まりになった。周囲を駐車場に囲まれている”島”のようになっていた。振り返っての一枚。
外苑西通りを渡って広尾商店街へ。その枝道の枝道。
路地に、樹木に囲まれた魅力的な雰囲気のイタリア料理店があった。
その裏の細道には広尾弁天閣。
社殿の隣の道は行き止まり。
茂みの中に暮らしの気配が感じられない家があった。
広尾児童遊園地の前あたりでは祭りの準備が行われていた。
そのあたりにも細道が。
懐かしい感じの路地が多いエリア。
いきなり廃屋が一軒あって驚いた。
明治通りに面した場所にも崩壊しそうな木造家屋があった。植木は手入れされているが・・・
そばには気になる煉瓦塀も残っていた。
明治通りの対岸の二股路。
この辺りの明治通りは古川(渋谷川)と並行している。
山下橋から上流方向。
同じく下流方向。渋谷区郷土博物館で見た昔の古川は小川のようだったが、今は深いところを流れている(企画展「渋谷を流れた川の写真展」は10/16まで)
白根記念渋谷区郷土博物館・文学館 東京都渋谷区東 - 墳丘からの眺め
その近く、広尾一丁目の交差点の角にある巴屋で蕎麦をいただいた。500円のもりそばが美味しかった。
このときはそのまま恵比寿駅まで歩いた。明治通り沿いには古そうな工場もあった。