墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

重要文化財・旧高橋家住宅 埼玉県朝霞市根岸台

前回のつづきで、所沢~朝霞シリーズの最終回。

朝霞二小の近くの道に「重要文化財 旧高橋家⇒」と出ていたので、行ってみることにした。徒歩5分ほどで到着。 根岸台市民センターの隣にある。

 

敷地の案内図。主屋の周りに納屋・倉・木小屋・井戸小屋・祠などもあり、樹林の部分は斜面になっていた。

荒川流域の平地と接する武蔵野台地北辺のこの場所で古くから農業を営んできた農家で、関東地方における18世紀前期に遡る古民家として価値が高いそうだ。

旧高橋家住宅(埼玉県朝霞市根岸台) 文化遺産オンラインより。

 

標柱の裏の解説。

旧高橋家住宅は、18世紀前半の建築と推定される農家建築です。創建時の部材が数多く残っており、閉鎖的な構造で、押板があるなど、古風な建築の特徴が見られます。周囲には附属屋や畑・雑木林などが展開し、武蔵野台地の農家の構成をよく伝えています。 

 

木造平屋建て、茅葺屋根の主屋。

 

土間から見た内部。この板の間が”ザシキ”になるそうだ。

 

それほど大きくはなく格子が嵌められた開口部。

 

北側の出入口。

 

北面は開口部が少ない。

 

奥の、むしろが敷かれた部屋。

 

外側から見たところ。

 

ムシロの下の床は竹材だった。

 

梁の組み合わせも見事。

 

かまどには火がはいっていた。

 

かまどの後ろの開口部を外から。

建築当初から使われている部材があり、そこに残された加工の痕跡などからできる限り建築当初の姿に復原して平成20年に開園したそうだ。⇒埼玉県朝霞市公式ホームページより。

 

明治後期の築造の納屋。

 

昭和22年の建築の倉。

 

大きな井戸。井戸小屋も昭和22年の築。

 

薪を保管する木小屋。

 

 小さな祠もあった。

 

雑木林や畑など周囲の環境も、往時の武蔵野の農家景観を伝えているところから、敷地自体も重要文化財に指定されているとのこと。

 

緑の斜面は広場になっていた。