墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

岡氷川神社 一夜塚古墳跡 埼玉県朝霞市岡

前回のつづき。

所沢航空公園を訪ねる際に、 昇寛さんのサイト・埼玉館 » 埼群古墳館で近辺を見たところ、朝霞に古墳公園があることを知ったので立ち寄った。

 

西武線所沢駅から西武池袋線で一駅目の秋津駅武蔵野線新秋津駅まで歩き、武蔵野線で三駅目の北朝霞駅東武東上線で一駅目の朝霞駅へ。

駅から1.7kmほどだがタクシーを使ってしまった(ちなみに帰路は、古墳近くの停留所からバスに乗ったが北朝霞駅に着いた)

 

行き先を「朝霞第二小学校まで」と告げるとワンメーターで到着。ただし正門側につけたので、古墳公園の反対側だった。

 

立派な参道のある氷川神社があったのでまず参拝。

 

参道を抜けると広い境内。

 

狛犬も堂々としていた。

 

境内の日露戦後記念碑(左)と護国之碑(右)

四発の敵軍砲弾が碑になっていた。護国之碑は平成4年の建立。

 

御由緒の説明板があった。

御祭神は素盞嗚尊で、創建は境内から鎌倉時代の剣尖紋軒先平瓦が発見されていることから鎌倉期またはそれ以前と推察されるそうだ。

 

氷川神社を御参りした後、朝霞二小の南側を回って古墳広場の方へ向かった。

 

途中の道路沿いの柵の向こう、学校敷地内に古墳の碑が立っていた。 

 

・一夜塚古墳址 

 

「勉学のすすめ」という趣旨になっているが、直径50m・高さ7mの大きな円墳だったとのこと。

勉学のすすめ

朝霞第二小学校児童の皆さん、この小学校は今から1500年程前にこの地方を治めていた豪族のお墓だったといわれる一夜塚古墳跡に建っています。
この記念碑の後ろの文を読んでください。
私たちはその豪族の子孫なのでしょう。先祖のお墓の上に建てられた学校で勉強しているのです。歴史と伝統のある学校で勉強して立派な日本人になりましょう。
時折、記念碑のまわりのお掃除をしたり、花をあげて、一夜塚の御霊をお慰めしましょう。
平成17年秋彼岸 一夜塚古跡保存会

(正面)一夜塚古墳址 埼玉県史編纂嘱託 稲村坦元
(裏面)北足立郡朝霞町岡に一夜塚といへる一大円墳あり高さ七米直径五十米昭和十八年四月第二小学校敷地拡張の為父兄三千人協力してこれを崩す墳中に木炭槨あり漢鏡管玉直刀甲冑鉄鏃馬具杏葉雲珠等を出せり蓋し此地上代新羅郡の置かれ大陸文化の盛なりし所にて近くの柊塚とともに地方豪族の墳墓なること埼玉県史に詳なり即ち茲に有志相謀り墳址碑を立て以て記念とす
昭和二十七年三月 竹渓 坦元誌

 小学校拡張のため父兄三千人で削平したら、木炭槨があって鏡や武具・馬具が出土したとのことだった・・・

 

つづく。