墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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熊野神社 能面美術館 埼玉県所沢市

航空発祥記念博物館と航空公園を見たあと、スマホのマップを見ていたらそばに「長屋門 能面美術館」というサインが現れたので行ってみることにした。

 

こちらは航空公園駅前にあった案内板(下が北)

南側に熊野神社がある。

 

航空公園の南辺に沿う「けやき通り」の対面に熊野神社の鳥居があった。

 

奥から左に回りこむと木の鳥居があった。

 

鳥居には”大蛇”が巻きついていた。

 

縄がパワーを発していた。

 

 川方向を背にする社殿。

 

 説明板があった。

熊野神社(大蛇のあるお宮)
(前略)
大晦日から元旦にかけて行う「若〆神事」のいわれは、むかし境内の御神木に白蛇が棲み参詣の人や境内に遊ぶ子供がこれを見ると原因不明の高熱や病に罹るため、毎年新しくお姿を作り替えお祭するので災いのないようにお願いしたところ、現れなくなったとの言伝により、大晦日の夜、近隣の人々二十余名が奉仕して藁で大蛇や〆縄を作り、午前零時に打ち響く一番太鼓のなか鳥居や社殿に懸替を行います。
この神事に奉仕の人・見物の人・初詣の人々は、古い大蛇や〆縄、各戸より納めた札の「お焚上げ」の火で暖まると一年間無病息災に過ごすことが出来るといわれています。
(後略)
平成7年8月 所沢市観光協会

 

神社の南側には東川が流れる。

 

東川からみた、村社熊野神社。

 

東川の上流方向。

 

川を渡ると上り坂。道沿いに製麺工場があった。

 

マップ上の能面美術館の方へ向かうと、時代を感じる民家があった。

 

玄関へ近づくと「能面美術館」の札が掛かっていた。

 

おそるおそる呼び鈴を押すとすぐに中へ通していただけけた。

入館料は300円。玄関入ってすぐの部屋と上がった先のひと部屋に、福山元誠作の能面が20~30個展示されていた。

長屋門『能面美術館』のご案内

 

館内は撮影不可だが、迫力ある作品を目の前で観ることができた。

美しい絵葉書も頂けた。

 

室内では数名のお弟子さんが能面づくりを習っていた。指導を受けている方々もプロ級の腕前とお見受けした。千葉県からも通う方がおられるという。

濃密なサークルに場違いに入ってしまった感があったがフレンドリーな方々で、自分も能面作りに取り組みそうになった。

 

敷地の東側に立派な門があった。かつては長屋門だったようだ。

 

門に看板があったが、開館日は月に4日しかないことをこの時点で知った。

 

所沢駅に向かって歩き出す。大谷石の蔵があった。

 

住宅地の一画に茶畑も。

 

西武池袋線の踏切。

 

所沢駅前は大規模再開発中だった。

 

完了は平成32年6月末、東京五輪直前。

 

駅前ビルに夏の雲。