ぐるっとパスの対象だったので、有効期間内であるこの機会に訪ねてみた。
祐天寺駅から徒歩8分の場所にあるプライベート美術館で、コスチュームジュエリーと呼ばれる近代・現代のアクセサリーを展示。
平成22年(2010)に開館したばかりで、アクセサリー会社の経営者の個人コレクションが母体となっている。
※8月一杯は休館。
住宅街のまん中に、個人宅のような構えで現れた。
私立美術館であるからか休館日が比較的多い。入場料は一般1000円となるが、ぐるっとパス(2000円:2ヶ月間)には割引券ではなく「入場券」がついている。
1階の玄関から入り、地階のショップから出る。
常設展は数部屋にわたっており、個人コレクションとしては膨大であるように思われた。アールデコの時代から年代別に分けて展示されているが、1990年代や80年代も歴史の一部になっているのが興味深かった。
館内は撮影不可だが、こちらの方のブログで詳しく紹介されていた。
Lula Mae's Beautiful Things: アクセサリー ミュージアムに行きました 1
企画展は一部屋のみでの展示だったが、このときは「正方形のアクセサリー~ハンカチーフの歴史と魅力」が開催中だった。
ハンカチの紀元はエジプト文明にまで遡るそうだが、形状を正方形にしたのはマリー・アントワネットの意を汲んだルイ16世だったそうだ。
この展覧会とは別になるが、歴史をちょっと調べるとこちらの会社のサイトに詳しかった。ブルーミング中西株式会社-ハンカチーフの歴史
ちなみに「日本は世界一のハンカチーフ市場を誇っている」そうだ。
ショップは工房も兼ねていて自分で作ったりもできる(8月は休館)
ミュージアムも興味深かったが、上目黒駅からグーグルマップに従っていたときに出くわした細道(蛇崩川支流跡:じゃくずれがわ)が魅力的だった。
こちらは別の回で。