今回は、線路の西側の坂を上ったが、東側も気になったので行ってみた。
市場橋・亀の甲橋から線路の東側にも台地上への坂がある。
途中で南に抜ける階段道があった。
ということは、いま登っている坂道は新しい坂かも知れないと思いって東京時層地図を見ると、目蒲線が大正12年に出来た後に線路に沿ってつけられた道にようだ。
上り詰めると崖があった。白い建物は杉野服飾大学。
今回歩いているのは、品川区西五反田の最北端への道。
人工の切り通しのようだが、目黒線は地下に入る。
トンネルに入るのに、わざわざ切り通すのは不自然だが、もとの目蒲線は地上を走っていた。
喜多能楽堂も崖の上。
道は右に折れて、すぐに山手線の切り通しの崖に対面する。
そこから左手を見ると目黒駅。
駅の南東側は大規模開発工事中。かなりビルの背が伸びてきた。
目黒方向にゆるやかな上り道になる。途中左手に気になる建物群が出現した。
台地の下縁に沿ってテーマパークのような建物が並ぶ。教会風の建物があって山手線からもチラリと見えたりするが、そこに至る門は下記のように閉まっていた。
植え込みの中にメリーゴーランドも。
ちなみに語源を検索するとなかなか興味深かった。
メリーゴーランドの名前の由来はメリーという女性の名前と関係あ... - Yahoo!知恵袋
その先にはニューヨークの街並み風の建物が現れた。
実際、NYと書いている。
この階段の感じ。
調べてみたら、撮影や結婚式などにも使われるスタジオだった。
金曜日の夜などには一般客も入れるよう。7/22,29にも開催されるとあった。
路地裏Dining:7月15日(金)開催!(雑誌やテレビ撮影で使用されているスタジオを月に数回、限定で解放♪)
細長い土地にあるこの場所はもとは目蒲線の線路だった。
1997年に地下駅となり2000年に目黒線となる前は、目蒲線目黒駅は地上にあった。
検索すると次々と画像が現れる。
こちらの方のブログには工事中の写真まで載っている。
こちらには目黒駅からの前面展望も。不動前駅の先も地上を走っていたことがわかる。
こんな貴重な画像がすぐに見られるとは、インターネット便利です。
※前回のエントリで「目黒区上大崎」と書いてしまいましたが、「品川区上大崎」の誤りでした。申し訳ありません。
ちなみによく知られていることだと思いますが、目黒駅は品川区に、品川駅は港区に、新宿駅の新南口は渋谷区にあります。