墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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代々木八幡宮・代々木八幡遺跡 東京都渋谷区代々木

前回のつづき。

登戸へ行った帰り道、代々木八幡宮を初めて参拝した。

地下鉄千代田線の代々木公園駅が小田急線代々木八幡駅に隣接していることも初めて知った。右の大きな緑は代々木公園。

 

地下鉄の1番出口から地上へ出て小田急線の跨線橋を渡る。

向かいの橋は明治通り。

 

その背面が代々木八幡駅。ホームの位置を動かす工事をしていた。

 

 ”くにゃまっぷ”の代々木八幡あたり。小田急線が八幡宮の舌状台地を大きく迂回していることがよくわかる。

立体地図 クニャマップ 山手線南エリア(渋谷区・港区・目黒区周辺)版 - 墳丘からの眺め

 

小田急線の西側の道を進む。銀行ATMのような代々木八幡駅入口。

 

道沿いに社殿がある大日寺。

 

八幡宮へ上がれそうな魅力的な石段があったが、まずは正面入口へ向かうことに。

 

階段の左側へ向かう。

 

渓谷のような道があった。

 

明治通りに出たところに大きな標柱があった。

 

明治通り、初台へ向かう北方向。奥の高いビルは東京オペラシティ。

 

石段を上がる。

 

石段の横に代々木八幡遺跡の説明板があった。縄文期から人が暮してきた場所だった。

代々木八幡遺跡
代々木八幡遺跡は標高約32mの台地上にあって、その境内から石器時代の遺物が発見されていました。
昭和25年(1950)、渋谷区でここを発掘したところ多数の遺物とともに、ロームを浅く掘りくぼめた住居と、その中に掘られた柱穴を発見しました。
ここから出土した加曾利E式土器によって、この住居には約4500年前に人が住んでいたと推定されます。
渋谷区では、この住居跡にたてられてあった古代住居を復原して、その保存につとめております。 渋谷区教育委員会

 

弧を描く参道を上がっていく。

 

と、木々の間に茅葺住居が見えてきた。

 

縄文期の竪穴住居が復元されていた。

 

境内案内図。エントリを書いていて「代々木八幡遺跡出土品陳列館」があることを知った。再訪しないと…

 

拝殿は南向きに造られている。この時は参拝者が絶えなかったが、中で結婚式が執り行われていた。

このときは6月中旬だったので茅の輪はまだでしたが、ぢいちゃんさんのブログで写真が見られます。

 

 

神社の御由緒によれば、創建は鎌倉初期の建暦2年(1212)とのこと。

代々木八幡宮 | 由緒

 

社殿の右側にはガラス扉の神輿庫。

 

東京神輿センターという施設が板橋にあることを知った。

 

その先には出世稲荷社がある。

 

狐さまに囲まれた石段を上がる。 

 

上がって振り返ったところ。

 

その隣には富士登山記念碑(47度!)があった。

 

このあたりが境内でも最も標高が高くなる。

 

境内から東側へ向かう道を降りた。この先が八幡宮の舌状台地の付け根あたりになる。 

 

北へ続く台地の尾根の道。

 

尾根には向かわず小田急線の方へ坂道を降りた。

 

踏み切りを渡って振り返ってのズーム。緑が八幡宮の杜。

 

その踏み切りから見た代々木八幡駅。

 

線路際の細道を通って振り返ったところ。

 

駅に近い方の踏切。ホームは大きくカーブしているので乗り降りには要注意。

 

複雑に枝分かれする細道を進む。

 

八幡湯という銭湯が健在だった。川筋でもあった名残りか。

ランナーにも重宝されているよう。

代々木公園でラン&銭湯ができる八幡湯(代々木八幡) | 銭湯酒場.com

 

営業は15時から24時とのこと。飲み屋さんも多そうで惹かれるエリアだった。