タイトルどおり、とても華やいだ気分になれる展覧会です。
歌麿や北斎の艶やかな肉筆美人画から始まり、数多くの屏風絵、さらに国宝の伴大納言絵巻の下巻など、出光コレクションの白眉を堪能できました。
最後の部屋の酒井抱一の屏風絵は豪華絢爛。銀箔地の紅白梅図や風神雷神図、八ッ橋図や十二ヵ月花鳥図をまとめて見ることができます。
しばし見とれてしまったのは江戸名所図屏風。下記の解説にあるように江戸城天守や増上寺五重塔の建つ”新興都市”江戸の街並みが浅草から品川まで隅田川に沿って描かれていて、画面上の人物はなんと2000人になるそうです。
江戸名所図屏風 八曲一双 - 出光コレクション - 出光美術館
ガラスケースからの距離があるので単眼鏡があるとよいかと思います。
(できれば、作品をもう少しガラスに近づけていただけるとありがたく…)
月曜以外は午後5時半まで入場できて6時が閉館。会期末でなければ、じっくりゆったり鑑賞することができるかと思います。
交通便利な立地なので、会社帰りに「リフレッシュ」されてはいかがでしょうか。
7月18日まで開催中。入館料は一般1000円。
最新の展覧会 みどころ - 出光美術館(東京・丸の内) - 出光美術館
会場の様子はこちらのサイトに詳しいです。
開館50周年記念 美の祝典Ⅲ― 江戸絵画の華やぎ | 取材レポート | 美術館・博物館・イベント・展覧会 [インターネットミュージアム]
上記サイトのyou tubeより。