墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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円覚寺塔頭・龍隠庵 神奈川県鎌倉市山ノ内

前回のつづき。

鎌倉に住んでいる知り合いに「舎利殿」を見に行くとたまたま話をしたところ、龍隠庵を勧められたのでそちらにも行ってみた。

 

円覚寺の境内図。緑の部分が「山」で境内全体が深く切り込んだ「谷戸」に収まっていることがわかる。舎利殿は右奥の上、龍隠庵は中央上、山の上にあった。

 

境内を貫く通路から石碑を目印に横に折れる。奥が行き止まりのように見えるのであまり行く人がいない。

 

左に折れ、右に折れると正面に崖をくりぬいた祠。

 

祠の手前に崖上への道がついていた。

 

途中にあった石仏。

 

上に龍隠庵があったが、その前はちょっとした展望台になっていた。

手前の茅葺きは選仏場(修行僧の座禅道場)、その奥が仏殿。右奥は山門。

 

龍隠庵の背後はさらに崖が迫る。お庭の手入れの最中のようだった。

 

一番奥まった墓所の前から。

 

いろいろな種類の蓮が鉢で育てられていた。

 

谷戸の地形を一望できるだけでなく、静かでとても落ち着ける場所でした(紹介していただきありがとうございました)

 

 

そのほかにも、緑溢れる広い境内には見所が多かった。

谷戸の最奥部にある塔頭・黄梅院にある聖観音堂。自然と人の流れが集まるので観光客で混み合っていた。

 

塔頭・佛日庵の開基廟を門の外から。北条時宗が祀られている。

 

白鹿洞。開山の際、開祖の無学祖元禅師の説法を聴きに多くの人びとが集まったが、この洞穴から白鹿も続々と現れたそうだ。

 

方丈とその前の池。

 

方丈からの眺め。気持ちのよい風が流れていた。

 

谷戸の南側の崖上にある国宝の洪鐘(梵鐘)も見に行った。

 

結構きつい石段を上がると鐘撞き堂と弁天堂、そしてお茶屋があった。

 

鐘は1301年に北条貞時が寄進した。物部国光の作。

 

お茶屋のあるテラスからの眺め。

 

味噌田楽、おいしゅうございました。