墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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「特別展 伊藤若冲生誕300年記念 ゆかいな若冲・めでたい大観 ~HAPPYな日本美術~」 @山種美術館 東京都渋谷区広尾

2016年、伊藤若冲(1716~1800)の生誕300年を記念した美術展の第一弾を観に、恵比寿から徒歩10分の山種美術館へ行きました。

 

「特別展 伊藤若冲生誕300年記念 ゆかいな若冲・めでたい大観 ~HAPPYな日本美術~」は3月6日まで。

入館料は一般1000円(HP印刷による割引あり)

 

若冲は12面の屏風に描かれた壮観な「群鶏図」や、かわいらしい「伏見人形図」、ユーモラスな河豚と蛙の相撲図」、墨の滲みで甲羅模様を描いた「亀図」や「布袋図」「仔犬に箒図」など個人所蔵の作品も含めた展示。

若冲のほかにも、思わず顔がほころぶような「HAPPY」になる作品がいくつも展示されていました。

歌川国芳の「きん魚づくし ぼんぼん」や「其まゝ地口猫飼好五十三疋」などはしばらくケースの前に立っていたい気持ちになりました。

日本画の専門美術館 山種美術館(Yamatane Museum of Art)

 

加山又造(1927-2004)の陶板壁画「千羽鶴」の横を通って地下の展示スペースへ降ります。ここから先は撮影禁止でした。

 

以下、公式サイトから。山種美術館について - 山種美術館

現在の建物は2009年竣工。

日本橋兜町で、山種証券(現・SMBCフレンド証券)の創立者・山崎種二の個人コレクションをもとに1966年に日本初の日本画専門美術館として開館、今年(2016年7月)でちょうど50周年。

横山大観や上村松園、川合玉堂ら当時活躍していた画家と直接交流を深めながら蒐集、二代目館長の時代に旧安宅コレクションの速水御舟を一括購入するなどして所蔵品を充実させています。

 

 

若冲生誕300年としては、京都・相国寺所蔵の釈迦三尊像3幅と宮内庁所蔵の動植彩絵30幅が揃う展覧会が4/22から一ヶ月間、上野の東京都美術館で開催されます。

特設サイト

東京都美術館サイト

 

同様の企画展は2007年にも京都・相国寺で開催されていました(こちら見に行ったのですが、写真は発掘できませんでした)

若冲展 釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会:日経ビジネスオンライン

 

 

恵比寿から美術館までの道すがら、道沿いでオーラを発するものが。

 

ミケランジェロのダビデ像、おそらく原寸大レプリカ。

パパス・カンパニーの本社ビルなのだそうです。

つづく。