墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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古墳 de コーフンたいけん! まりこふんライブ @西新井ギャラクシティ・こども未来創造館 東京都足立区

1月24日の日曜日、午後から西新井へ出かけました。

下記の「まりこふんライブ」を聴きに。

 

初めて降りる西新井駅。日比谷線が乗り入れる東武スカイツリーラインで北千住から北に4つ目。

 

駅のすぐ北に環状7号線があります。高架下をくぐった先がギャラクシティ。

 

ギャラクシティは都営住宅の敷地に建設された文化複合施設。日曜日の午後、大勢の親子連れで賑わっていました。

 

高さ7.5mのクライミングウォール。右の女の子はあっという間に登りきっていました。

 

大型のネットが張られた遊具もあります。

 

こちらのプラネタリウムが会場。

 

普段は入場料大人500円ですが、当イベントは無料でした。

はじめに30分ほど「はにわんわん」の古墳紹介ビデオ(1月中は毎日)が上映され、

その後この日の特別イベント「まりこふんライブ」がありました。

 

定員170名の会場はほぼ満席。ほとんどが親子連れ。

プラネタリウムなのでなんとなく一番上の席に座ってしまったら、開始時にライブに限り撮影可とのアナウンス。移動先がなかったのでこの距離に。

 

 ズームで20枚くらい撮って、ブレが少なかった1枚。

 

全3曲でしたが堪能しました。

このほかに「It's my soul」 と「はにわブルース」

古墳の造り手(古墳ビルダー)に思いを馳せた It's my soul(イッツ埋葬)は感情移入してしまい感動。

歌詞だけでなくパワフルな歌声も素晴らしかったです!

 

古墳deコーフン!

古墳deコーフン!

 

 

 

終了後、会場入口にあった埴輪の写真を撮りに行ったら、まりこふんさんが小学生のインタビューを受けている場面に遭遇して、自分も少しお話できました。

古墳にコーフン協会”理事長も伊藤さんもご一緒でしたが、以前下記の講座に行ったときのことを覚えていただいていました。

次回は2月7日に吉祥寺でトークライブがあるそうです。 

 

ちなみに古墳をつくった人々の技術がいかに高いものであったかは、昨年岡山大の新納教授の講演を聴いて開眼しました。

 

ライブの前の「はにわんわん」の映像では、地元の竹ノ塚の白幡塚古墳と府中市の熊野神社古墳が紹介されていました。

白幡塚古墳の近くには古墳時代の伊興遺跡公園(資料館)があります。

 

訪れたのは3年前、古墳を訪ねだしたばかりのとき。ブログも20エントリ目位でまだ非公開にしていたころ。懐かしい・・・

 

ギャラクシティでは資料館の方(おそらく)がいらして、子どもたちに古代の舟の模型づくりの手引きなどをされていました。

 

下記はプラネタリウム入口に展示されていた埴輪。

・円筒埴輪(レプリカ:東伊興にあった古墳から出土したとされる)

以下はその、子供向け解説。

円筒はにわは、もともとは、死んだ人におそなえする食べ物を入れたつぼをのせるための台だったんだけど、おはかの外がわにたくさんならべておいて、おはかの中に人を入らせないさくみたいに使うようになったんだ。

 

・馬形埴輪(実物:東伊興にあった古墳から出土したとされる)

以下もその解説。

今回は、「はにわ」のなかでも、馬形と円筒の2種類をかざったよ。馬は、えらい人の力を表しているんだ。円筒は、おはかの中と外の世界を分けるためのものだったんだ。

馬は約1600年前から日本でも飼われていて、ものを運んだり戦いで人がのったりしていたんだ。この馬形はにわの馬は、たくさんの飾りをつけていて、大きなおはかの中の人が生きている時にどれくらいえらい人だったのかを周りの人々にじまんしているんだ。

 

視線を低くすると「目の穴」も見えました。

 以下は「はにわ」の解説。

「はにわ」ってなあに?

「はにわ」は、今から約1500年前、「こふん」とよばれるむかしのえらい人の大きなおはかにいっしょにおいていた土でつくったやき物のことだよ。家、馬、ニワトリ、人など、いろんなものの形をまねしてつくっているんだ。えらい人が、死んだあとの世界でも生きている時と同じように不自由のない豊かなくらしができるようにと願ってつくられたといわれているよ!

 

 プラネタリウム前には、実物の隕石が触れるかたちで置かれていました。

 

科学モノグッズが充実するショップも。

 

そのほかにもさまざまな体験コーナーがありました。

 

ギャラクシティには「こども未来創造館」と「西新井文化ホール」が併設されていました(後者は工事で休館中)

 

都営住宅側の出入り口から。ここの子どもたちは良い施設がそばにあって羨ましい。