墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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団子坂 東京都文京区千駄木

1月16日の土曜日、文京区千駄木にある大正期の”近代和風建築”、旧安田楠雄邸を見に行った。

地下鉄千代田線の千駄木駅で下車。地上に出ると見事な煉瓦積みの建物(イタリアレストラン)があった。その場所が「団子坂下」

 

そこから西側へ上っていくのが団子坂(だんござか)

中央高速のサービスエリアは談合坂(だんごうざか)

 

きれいに積まれた石垣。

 

そこに説明板があった。

団子坂 文京区千駄木2丁目と3丁目の境

潮見坂、千駄木坂、七面坂の別名がある。

「千駄木坂は千駄木御林跡の側、千駄木町にあり、里俗団子坂と唱ふ云々」(御府内備考)

「団子坂」の由来は、坂道近く団子屋があったともいい、悪路のために転ぶと団子のようになるからともいわれている。また、「御府内備考」に七面堂が坂下にあるとの記事があり、ここから「七面坂」の名が生まれた。「潮見坂」は坂上から東京湾の入江が望見できたためと伝えられている。

幕末から明治にかけて菊人形の小屋が並び、明治40年頃が最盛期であった。また、この坂上には森鴎外、夏目漱石、高村光太郎が居住していた。

文京区教育委員会 平成10年3月

 

説明板のあるあたり、坂道を隔てて雰囲気のある枝道があったが、目的地があったのでまずは坂を上がった。

 

上がったところで右折すると文京区立本郷図書館がある。中の小さなコーナーで地図などの歴史資料の展示があった。

 

2月21日には「るきさん」の高野文子氏のトークイベントがある(1/30・9時から申込み受付)

 

図書館の前の道をさらに進むと左手にお屋敷(旧安田楠雄邸)が見えてきた。

つづく。