前回のつづき。
せっかく金町まで来たので、柴又に立ち寄ることにした。
京成金町線は2.5kmの単線で、中間駅は京成柴又駅しかない。
京成金町駅の車止め。
柴又駅の寅さん像。
まずは駅の北の柴又八幡神社へ「ご挨拶」
こちらの神社の本殿下には古墳石室が安置されている。
誰もいない境内。まずは拝殿で参拝。
後ろに回って島俣塚を見る。
島俣塚の説明。
拝殿と本殿。
垣の隙間から、本殿の石室入口。
見学してから、もう2年も経ってしまった。
帝釈天へ向かう途中にあった石照山眞勝院。
瓦屋根が立派なお寺だった。
その先に柴又帝釈天。
彫り物の見事な山門。
もうすぐ賑わうはずの本堂。今回は外からのお参りのみとした。
柴又で降りたのは「山本亭」を見学したかったから。大正末期竣工の和洋折衷の建築。
帝釈天に沿った道を江戸川の方へ向かって進む。
すると途中にサインがあった。なんと来年の冬まで工事!・・・
がっくりきたが、ここまで来たので「寅さん記念館」へ行くことに。
この日(12/19)がリニューアルオープンの日だった。
山本亭と向かい合う場所にある。
施設紹介・ギャラリー|寅さん記念館|葛飾区観光サイト “寅さん記念館”
一般500円。
ほんの1時間くらい前に、山田監督や竹下景子さんが来ていたとのことだった。
団子屋さんのセット。
等身大のパネルがある。
昭和の茶の間。
その奥の印刷所。
本物の活字が並んでいる。
印刷機も。
ジオラマも。
その先には、ちょっと大きめにつくられた参道の風景。
しゃがんで見ると非常にリアル。
動きそう。
人が動力だった時代、柴又人車鉄道の動く模型。
実物大の車。
客車の窓がスクリーンになっている面白い展示。
その先には、なんと寅さん埴輪のレプリカがあった。
柴又八幡神社古墳から出土した埴輪。顔が似ているだけでなく、出土した日が渥美清さんの命日だった。
出口のあたりの展示。
映像展示も豊富だった。
記念館からそのまま江戸川の堤にエレベータで上がれるようになっていた。
矢切の渡しが見えた。
金町浄水場の取水塔。
下流方向には国府台に立つビル(和洋女子大学)も見えた。
入れなかった山本亭の門。
壁のレンガがおおぶりだった。
帰り道、高砂駅で。
空港行きがくねくねと通過していった。
つづく。