墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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水元公園・2 東京都葛飾区水元・南水元

前々回のつづき。

水元公園は1965年に開園した都立公園で、23区最大の93.3ha(ヘクタール)

昭和の森公園の100ha、TDL+TDSの100haには及ばないものの、東京競馬場62haや葛西臨海公園81ha、小金井カントリークラブ82.5haを大きく上回る広大な公園だった。

水辺に沿う距離は全長で4km以上になるので、歩く場合は心の準備が必要。

 

案内板も3つのブロックに分けて表示されていた。

 

水元公園の成り立ちについては下記の公式サイトに詳しい。

都会の水郷 水元公園|公園へ行こう!

徳川家康が江戸城へ入った江戸初期は江戸での出水が多かったので、利根川(現江戸川)本流を上野武蔵の国境から東流させて現在のように千葉県銚子口から太平洋に流した。

当時「古利根川」と呼ばれた現・江戸川でも江戸中期以降にたびたび流路変更事業が行われ、川沿いに堤や溜池を築いたのが現在の桜土手や小合溜になっている。

水元小合溜(みずもとこあいだめ)は、享保14年(1729)徳川吉宗の指示で、紀州から招いた治水の権威者・幕府勘定方吟味役井沢弥惣兵衛が行なった開削事業でつくられた溜池で、この小合溜が遊水地となって江戸を水害から守ると同時に、上下之割用水(かみしものわりようすい)の水源となって東葛西領50余か村のかんがい用に利用された。

 

公園内の高木は約1万9千本。

水辺の小島に立つグループ。

 

一本だけ咲いていた季節はずれの花菖蒲。

 

けやき(?)の黄葉。

 

芝生広場に立つグループ。

 

13時前だったが、冬至直前の陽射し。

 

さらに歩くと、メタセコイアの森になった。

 

落葉性の針葉樹。「陽樹で成長がきわめて早く、適度に湿り気のある排水のよい肥沃地を好むが、水湿地でもよく育つ」そうだ。水元公園に1800本もある。

 

垂直線の集合体。

 

足元はふかふか。

 

上部だけ葉が残っているのか、もともと上部しか葉がないのか・・・

 

公園は飛行機からもよく見えそう。

 

光あふれる森だった。

 

森の先には水辺があった。

 

風がない穏やかな日だったのが幸いだった。

 

水鳥もくつろぐ?

 

対岸は、埼玉県立みさと公園

目の前にあるが、橋や渡し舟はないので2~3km遠回りしないとたどり着けない。

 

豊かに水を湛える小合溜。

 

やっとBブロックまで来た。

 つづく。