読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

愛宕山古墳群 馬塚古墳 茨城県水戸市

11/22、水戸にある茨城大学古墳に関する市民講座を聴きに行った。

せっかくなので、水戸市内にある大型前方後円墳愛宕山古墳:138m)も見学することにした。 古墳茨城大学のすぐ近くだったので、電車とバスを利用することに。

 

駅前のペデストリアンデッキに御三方がおられた。

 

あとから写真を見たら印籠がない?

 

検索してらこちらに答えがあった。

黄門さまの印籠を探せ!@茨城| ウーマンエキサイト みんなの投稿

 

実は銅像の左側にあったこの案内地図の土台にわけがあったが写していなかった。

上記の右上の拡大図の左下が水戸駅。すぐ北側が台地の先端になっていて、台地上に水戸徳川家の居城が築かれていた。

 

台地の北側には那須山麓を源流とする那珂川が流れる水運の要衝で、「みと」の地名もそこに由来する。

古代から海や川の水の出入口は「みと」または「みなと」と呼ばれていました。水戸の場合も、那珂川千波湖との間に突き出した台地の先端が「みと」と呼ばれたのは、その地形上の特色に基づくものといえます。また「水戸」という地名になったのは、いつごろか明らかではありませんが、吉田薬王院文書(応永年間のものと推定、西暦1400年ごろ)に現れたのが早い例とされています。

地名の由来 | 水戸市ホームページ

 

河川に近い台地の端といえば「古墳」があることが常識(※個人の感想です)

 

水戸城から北西に続く台地上に、全長136.5mの前方後円墳愛宕山古墳がある。

 

水戸駅到着は11:30頃だったが、講座は14時からなので意外に時間がない。

北口の7番のバス乗り場からだが次が出るまで15分ほどあったので駅の周りを歩いてみた。

 

デッキ上から駅を背にして。

台地の上へゆるやかに上っていく道は、ここが起点に前橋まで東西を結ぶ国道50号

 

北側にぽっかり空いた不思議な空間があった。かつて西武水戸店(LIVIN水戸)が建っていた場所で2009年に閉店し解体されたそうだ。

下記によれば、2019年度までに複合ビルと高層マンションができるようだ。

【茨城新聞】水戸駅北口 リヴィン跡地再開発へ 複合ビルとマンション

 

水が溜まっている箇所もあり、廃墟の雰囲気。

佐渡金山の精錬施設(浮遊選鉱場)を思い起こした。

史跡 佐渡金山 産業遺産(製錬施設)ガイドツアー 新潟県佐渡市下相川 - 墳丘からの眺め

 

賑わう改札口。このすぐ左手に観光案内所があって地図などの資料をいただいた。

 

水戸駅は南口にも広いデッキがあった。

 

上記を背にしたところ。南側へ一直線の道が続いていた。

地元色の強い横断幕。一世帯当たりの支出額で福島市が一位になっている。

悲願の納豆「日本一」奪い返せ 水戸、無料配布でPR:朝日新聞デジタル

地図を見ていたらこの先1.3kmに「吉田古墳」の記載を見つけたがそれは別の機会で。

 

そうこうしていたら出発時間が近づいたので小走りに7番乗り場へ向った。

茨大前営業所行きに乗って3kmほどの「盲学校前」で降りた。

 

埼群古墳館さんのサイトを参考にしたが、愛宕山古墳のすぐ南に馬塚古墳があったのでまずそちらへ向った。

旧水戸市 » 埼群古墳館

 

バス通りから盲学校の南側の道を進むと突き当たりの台地の端に生涯学習センターの跡地があった(ストリートビューで見るとまだ建物がある)

 

門のすぐ左手が馬塚古墳

 

現在の高さは2m強ほどか。

 

古墳名のある石柱には側面に解説が刻まれていた。

馬塚古墳愛宕山古墳群のひとつであり、直径14mを測る。同古墳群は、那珂川中流域右岸台地(標高30m前後)の一帯に占地し、前方後円墳2基、円墳5基から群を形成していたものと推定されるが、現存するものは、当古墳と北西側に位置する愛宕山古墳2基のみであり、考古学研究上、重要な位置を占めるものである。

 

墳丘に上がらせていただいた。

 

墳丘から北東側、那珂川方向。

 

上記の左の端のズーム。遠くに奥久慈の山々。この方向13km、久慈川の北側には全長151mの梵天古墳がある。

梵天山古墳・宝金剛院 茨城県常陸太田市島町 県指定史跡 - 墳丘からの眺め

 

埼群古墳館さんのサイトによれば、馬塚古墳の東側には全長58mの前方後円墳・姫塚古墳があったが昭和49年頃の宅地開発で消滅したとのこと。

ちょうどこの正面あたりかと思うが、古墳を消滅させた建物も無くなっていた。

 

敷地を出て北方向。奥の鳥居が愛宕山古墳

 

生涯学習センターの敷地との境に細い枝道があった。台地の下まで続いている雰囲気に強く惹かれたが、時間がなくなりそうだったので次の機会とした。

 

小道から柵越しに再び馬塚古墳。桜の古木もよい感じなので、新しい開発でも両者を残してほしい。

つづく。