墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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映画「エベレスト 3D」の感想

映画のタイトルに「3D」が入っているほどだったので、木場にある109 IMAXシアターで見てきました。

 

さすがハリウッド映画。安全な場所で安心してエベレストを体感できました。登ることはもちろん、実際に見ることもなかなか難しい山だと思いますので、IMAXで少し贅沢はしましたが、家族で貴重な体験ができました。

高所恐怖症の方にとってはもちろんでしょうが、そうでなくとも「フワっ」と内蔵が縮み足がすくむ感じがする場面がありました。

 

実話に基づくストーリーは、「大丈夫な筈だったのに、行ってみたら・・・」という、ある意味でお決まりのパターンではありますが、そこに人間のドラマがあってストーリーにも引き込まれました。

 

仲間うちで「なぜ登るのか」と問うシーンがありましたが、エベレストの場合はなぜ死の危険も高く、金もかかる、家族を不幸にする可能性もあるのに登るのか、という意味で他の山とは異なります。

その点については、「人生を生きること」と「自己満足」との境い目の、どちらともとれる雰囲気が流れているように感じました。

 

自分は年に一度夏山には登りますが冬山の経験はありません。この映画を見て雪山に登ることは一生ないだろうと思いました。

家族と一緒に見たので、これで行ったら裏切り者扱いになってしまいますね。