墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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銀座の夜の灯り ビルの外観とガス燈 2015年10月

先日昼に見た、銀座のガス灯通りが気になって、日が暮れてからの様子を見に行った。

ついでにいくつかの建物の夜の雰囲気を。

 

数寄屋橋交差点の角、数寄屋橋阪急跡地に東急不動産が建設中の「(仮)銀座5丁目プロジェクト」はかなり全貌が見えてきた。完成予定は当初2015年秋とあったが、ネットには2016年春との記事もある。手前の斜めの部分は巨大な吹き抜けになっているようだ。不二家のネオンが映り込んでいた。

 

お馴染みのソニービル。1966年竣工で設計は芦原義信。 

 

その隣のメゾンエルメス。2001年竣工で設計はレンゾ・ピアノ。

 

その並びにはアルマーニ・銀座タワー。2007年竣工で設計は鹿島建設。

 

ネオンは真っ赤な「ハイアール」が一番目立っていた。

 

銀座三越。ティーザー広告?

 

そして銀座のシンボル、和光・旧服部時計店。竣工は1932年、設計は渡辺仁。

 

 大勢の観光客がこの建物をバックに写真を撮っていた。

時計塔と建物とを融合させる秀逸なデザイン。

たまたま見た10月3日のTV東京の「美の巨人たち」で、このあたりの話が詳しく取り上げられていた。BSーJAPAN(水:22時)は2週遅れの再放送なので10/31で見られるのでは。KIRIN~美の巨人たち~

WEB上の裏話も興味深い。

KIRIN~美の巨人たち~

 

窓を4連のセットにしたのも工夫の一つだった。

 

服部時計店のH。壁面は岡山産の万成石(まんなりいし)

 

2回のベランダの柱や手すりがリズミカル。

 

ショーウィンドウは上記番組と同じものがあった。時計塔の青銅模様部分をモチーフに、青森のねぶた製作者がつくった。

 渡辺仁はホテルニューグランド(1927年竣工)や旧日本劇場(同1933)、第一生命館(1938)を手掛けている。

 

中央通りを北へ向かう。銀座松屋の北端はルイ・ヴィトン。2013年改装で、外装設計は青木淳。

 

道を挟んでブルガリ銀座タワー。2007年竣工で設計は清水建設。

ここにはかつて三共の本社があった。クリスマスになると大きな白蛇のイルミネーションがビルを覆っている。

 

その隣、2015年6月に建て替わったばかりの伊東屋。設計は大成建設。

 

その隣はティファニー銀座ビル。2008年改修の設計は隈研吾。

 

その先には2014年10月末に開業したキラリトギンザ。設計は日本橋三井タワーや羽田国際線ターミナルなどを手掛けた光井純。

 

名前の通り、建物自体が発光していた。

 

その先が京橋。旧親柱の隣にガス燈。この位置からでは点いているかわかりにくい。

 

ちゃんと点いていた。

 

高速の下から。右後ろは旧ホテル銀座西洋跡地で、次はKONAMI(仮称:コナミクリエイティブセンター銀座)が建つ。

 

 中央通り向かいの交番の横にある「ガス灯的街灯」は電灯だった。

 

有楽町側に一本入って「銀座ガス灯通り」へ。

これは明るさから見て「電灯」

ガス灯通りとは名ばかりか、と思ってこの日は帰ったが、後で調べていたら4基はガス灯であることを知った。

http://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/2009/11/post-208.html

 

要再訪ポイントがまた増えた・・・