墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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赤岳(八ヶ岳)登山 2015年8月9日・山頂からの眺め

ここ十数年、毎年夏に山行をしている山仲間があって、今年は8/8~8/9の日程で八ヶ岳連峰の最高峰・標高2,899 mの赤岳(あかだけ)に登った。赤岳に登るのは今回が初めて。

 

八ヶ岳連峰は長野と山梨の県境にある南北30 kmにわたる大火山群。8つではなく20以上のピークがある下記はWikipediaから。

「八ヶ岳」の由来は、「八百万」などと同じように、山々が多く連なる様子から「たくさん」という意味で「八」としたとも、幾重もの谷筋が見える姿から「谷戸(やと)」にちなんで名づけられたとも、文字通り八つの峰に見えるからとも、複数のいわれが存在する。

 

前日に美濃戸口から行者小屋まで歩いてテント泊。

午前4時ごろ起きて朝食をとった。テント場は2,350mほどの標高にあり、日が出る前の外は薄手のフリースでは震えるほど寒かった。

 

5時半に出発。テント場から見上げた阿弥陀岳(2,805m)

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赤岳の斜面の一部が、朝日に照らされて黄色く光っていた。

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登り始めて40分後ほどで稜線に近づき、頂も見えてきた。中央左は赤岳展望荘。

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その右にはまだ日陰の中岳(2,700m)さらに右に阿弥陀岳。

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雲の向こうに山並みが見渡せた。

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稜線上に出て、まず富士山を探した。

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端正な富士山。ズーム機能大活躍。

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背後(北側)には、横岳(2,829m)

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南側には赤岳展望荘、その先に赤岳のピーク。

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この時点で6時半。幸いにも雲はまだ低かった。

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赤岳展望荘を過ぎて頂上へ。標高差で残り百数十m。

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丁度7時に山頂到達。

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山頂近くにあった360度の山座同定板。沢山の山を見ることが出来た。

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東側、雲海に浮かぶ奥秩父の山々。

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北側をズームすると、うっすらと右から妙高山、火打山、高妻山、雨飾山(多分)

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こちらは北西方面。八ヶ岳連峰が北に伸びる。

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上記の中央のピークの上をズームすると北アルプスが。右の双耳峰が鹿島槍。

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そしてその左に穂高連峰。中央やや右には槍ヶ岳。大きな凹みの大キレットの左に北穂高岳、奥穂高岳がある。

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さらに左にいくとなだらかな乗鞍山。

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 乗鞍山の下には中岳、阿弥陀岳に続く稜線があった。左には御嶽山。

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さらに左(南)に中央アルプス。中央に宝剣岳、その右隣の三角が木曽駒ケ岳。

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そしてさらに左、南東には南アルプス。中央左に北岳、その右の三角が甲斐駒ケ岳、その右に仙丈ケ岳。手前は八ヶ岳連峰の権現岳(中央)や編笠山(右) 

たまたま、奥の南アと同じような稜線カーブになった。

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甲斐駒と仙丈ケ岳のアップ。

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昨年夏に訪れた山々。

仙丈ケ岳登山① 2014年8月 @南アルプス - 墳丘からの眺め

仙丈ケ岳登山② 2014年8月 @南アルプス - 墳丘からの眺め

甲斐駒ケ岳登山① 2014年8月 @南アルプス - 墳丘からの眺め

甲斐駒ケ岳登山② 2014年8月 @南アルプス - 墳丘からの眺め

【再掲】仙丈からの下りで見えた八ヶ岳。奥中央のぴょこんが赤岳。

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一回り廻って南側に、頂上からの富士。

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赤岳山頂。2899の表示のあたりは2900のはず。

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山頂に鎮座する赤嶽神社。

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登ってきた西麓。中央下に行者小屋の屋根。

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小屋のアップ。まだ陽が差していなかった。

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展望を堪能して下山開始。降り始めの岩場を振り返ったところ。

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途中の、中岳・阿弥陀岳への分岐。手前の影は赤岳。

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延々と連なる八ヶ岳連峰。右から横岳、硫黄岳、双耳峰の天狗岳、左の最奥に蓼科山。

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なだらかだが巨大な爆裂火口跡の断崖がある硫黄岳(2,760m)

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かなり降りてきて見上げるにようになった中岳と阿弥陀岳。

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見納めの北アルプス。

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行者小屋に到着。すでに陽射しは強烈になっていた。

横岳から北のギザギザの稜線もくっきりしていた。

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行者小屋にあった案内図。今回のルートは地蔵尾根を登り赤岳展望荘(旧赤岳石室)を経由して赤岳山頂へ。帰りは又三郎尾根を下った。

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 つづく。