墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

「ベスト・オブ・ザ・ベスト」展 ブリヂストン美術館 @東京都中央区京橋

4/26土曜日の午後、京橋のブリヂストン美術館へ出かけました。

 

ブリヂストンの創業者、石橋正二郎氏の個人コレクションは1952年に常設美術館として公開されましたが、63年経ってのビル新築で、美術館も数年休館となるそうです。

今なら、2500点以上の収蔵品から選び抜かれた「ベスト」作品約160点を、休館前の見納め展示として見ることができます(5月17日まで)

以下は公式サイトからの引用。

当館のコレクションを特徴づけるのは、19世紀以降のフランスを中心とした西洋近現代美術が、系統だってそろえられていることでしょう。印象派、ポスト印象派から20世紀のフォーヴィスムキュビスム抽象絵画へ。それらの影響を受けて出発、発展した日本の洋画。さらに、第二次世界大戦後の抽象絵画もご紹介します。
ブリヂストン美術館といえば、これ」という代表作があなたをお迎えします。ぜひもう一度ご覧ください。

ベスト・オブ・ザ・ベスト | 展覧会 | ブリヂストン美術館

 

中央通りに面した壁面。展示作品の拡大パネルが並んでいました。

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入口には行列が出来ていました。当日券を買うための列で30人くらい。この時は前売り券等があれば並ばずに入ることができました。

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2階にある展示室は、そこそこ人は多かったものの人垣ができるほどではありませんでした。

はいってすぐの部屋では石橋コレクションと美術館の歴史を紹介しており、写真資料なども興味深かったです。

石橋氏の絵画収集のきっかけは、小学校時代の図画教師だった洋画家の坂本繁二郎に、夭折して作品が散逸しつつあった青木繁の作品を集めて美術館をつくってほしいと頼まれたことにあるそうです。それが藤島武二へ、そしてフランス絵画へと拡がっていきました。

石橋氏は1950年の初渡米の際、大都市にあるニューヨーク近代美術館を見て感銘を受け、すでに建設中だった本社ビル2階を急きょ美術館とすることを決めたそうです。

開館の1952年は上野の西洋美術館(1959年~)もなかった時代でした。

 

自分も訪れるのは何度目かになるブリヂストン美術館ですが、今回あらためて、印象派以降の著名な画家の著名な作品が集められていること、青木繁、藤島武二らの日本の近代画家の代表的作品を所蔵していることを認識しました。(「海の幸」「わだつみのいろこの宮」「天平の面影」の3点の重要文化財が展示されています)

再び見られてよかったと思えたものが数多くありました。

 

最近戸外を歩いて外の景色の写真を撮る機会が多くなったせいか、何気ない風景を描いた作品にも惹きつけられました。

ゴーガンの「ポン=タヴェン付近の風景」やヴラマンクの「運河船」、ピカソの「生木と枯木のある風景」、岡鹿之助の「雪の発電所」等々

 

シュメールやエジプト、ギリシアの古代彫刻や壺絵、ジャコメッティブランクーシ、マリノ・マリー二などの彫刻作品も見ることができます。

 

閉館まであと20日ほどですが、もう一度くらい訪ねてみたいです。使用チケット提示で次回が半額になる「リピーター割引」があるそうです。