墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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菊池寛実記念 智美術館の周辺

前回のつづき。

帰り際、裏の駐車場へ回ったら、美術館敷地の煉瓦塀がいい味を出していた。

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正面の蔵は美術館の収蔵品を収めているのでないか。煉瓦塀の上にさらに補強された壁が聳えていた。

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この駐車場の一角に「建築計画のお知らせ」があった。平成28年(2016)1月着工、平成31(2019)年7月完成予定で地上36階のタワー「(仮称)虎ノ門四丁目プロジェクト」が建つ。東京オリンピックに間に合わせるのだろう。

面積は1.6haあるので、駐車場先の台地下の敷地も含まれているようだ。神社もできる。

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Google の航空写真でみるとぽっかり空き地があった。虎ノ門パストラルホテル(1968~2009)の跡地だった(下記の記事より)


Googleの写真をよく見ると隣接して学校グランドの跡が残っている。港区立鞆絵小学校(1991年廃校)の跡地だった。ここには教育センターや学校歴史資料室など教育系施設が建設される見込みだそうだ(以下の記事より)


現状は都心の廃墟。2013年の記事だが、次の方のブログに写真が掲載されていた。Schwarzschild Cafe

 

帰り道の写真。屋根が反り上がっている大倉集古館。相当昔に来たっきり。

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保育園のような外観のスウェーデン大使館。向かいにはパラドールのような?スペイン大使館もあった。

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この界隈、丘の高低差が歩いていて面白い。興味深い建物も多いので別の機会に訪れたい。