墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

菊池寛実記念 智美術館 「菊池寛実賞 工芸の現在展」 @虎ノ門

土曜日、以前から予約していた「西洋館見学会」に妻と参加した。 

菊池寛実(かんじつ)記念 智(とも)美術館」は2003年に開館した現代陶芸の美術館。今回初めて訪ねた。

虎ノ門ホテルオークラと道を挟んで南側にある。

塔のような建物の地下1階部分が美術館。

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入口の壁の向こうに西洋館が見える。車で入って停めることもできる(数台)

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ビルの1階から入場。

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自動ドアの左右には、鉄の装飾が効果的に使われていた。

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この日の展示は「菊池寛実賞 工芸の現在」展 2015/3/22まで。

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ドアの先、廊下の奥の作品。

篠田桃紅氏による「ある女主人の肖像」

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中央の墨書きは「女」の文字を表していて、菊池智さんが入館者を歓迎する姿を現しているのだそう。

 

この日に参加したのは一人8,000円と少し値が張るが、美術館入館料(学芸員の解説付)、レストランでのコース料理、西洋館の修復に携わっている篠田義男先生による解説がつく、20名限定の「西洋館の限定公開」ツアー。

上記サイトより転載。

智美術館に隣接する西洋館は、大正時代に建てられた貴重な建物として国の登録文化財に指定されています。

窓にはティファニーの孔雀のステンドグラスがはめ込まれ、時代と調和したカーテンや家具など室内も美しく彩られており、現在でも迎賓館として使用しております。

展覧会開催期間中、元明治大学講師・建築家の篠田義男先生のご案内で1~2ヶ月に1回、限定公開しております。

 

 午前11時に美術館に集合。まずは学芸員の方による企画展の作品解説があった。実は企画展の方はそれほど期待していなかったのだが、解説があったこともあって心に残る展覧会となった。

一人ひとりの作家さんが「今も活躍されている方」であり、学芸員の方に教えていただいた、作家が作品をつくったきっかけや意図、素材ごとに大きく異なる作品のつくり方や作成にかける時間など、さまざまな情報によって、作品や作家さんへの興味が高まったことによるものが大きい。

 

下記は美術館のサイト最新の展覧会 | 智美術館 から転載。

菊池寛実記 念智美術館は、2003年の開館以来、公募展「菊池ビエンナーレ」の運営をはじめ、日本の陶芸を代表する作家の個展開催等、現代陶芸の紹介を中心に活動してまいりました。そしてこのたび、新たに視野を広げ、工芸全般を対象とする「菊池寛実賞 工芸の現在」展を開催することといたしました。 

工芸の現在作品

上段左より: 築城則子(染織):小倉縞木綿帯「月の舟」 / 江波冨士子(ガラス):組作品「祈り」より「火」 / 中村信喬(人形):「千々石ミゲル」 / 山本晃(金工):接合せ鉢「夕凪」
中段左より:田口義明(漆工):「命」 / 相原健作(金工):「旅の途中」 / 武関翠篁(竹工):花籃「鏡花水月」 / 新里明士(陶磁):「Luminesent Vessel」「Blue Vessel」
下段左より:春木均夫(人形):「月読」 / 神農巌(陶磁):「堆磁線文鉢」 / 須田賢司(木工):嵌装小簞笥「雨過月映」 / 石田知史(ガラス):鋳込み硝子筥「湖上夕照」

 

身近に置きたくなるような作品ばかりでした。

 

館内は、始めの篠田桃紅氏の1点を除き撮影禁止。

出品作品だけでなく建物自体も興味深い。見事な螺旋階段があった。こちらは京葉ガス(菊池智氏が会長)のサイトで紹介されていた。

上記サイトにある階段の写真。横山尚人氏によるガラス手摺りが光ファイバーの太い束のように輝いていて、とても美しい空間になっていました。

螺旋階段室

 

 1時間ほど解説を聴いて、レストランで昼食。スズキのお魚料理をいただいた。

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庭側は全面ガラス窓で、西洋館もよく見える。

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桜の木もある(正面奥)。花見しながらの食事もよいのでは。

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食べログでも結構高評価。


食事の後の西洋館見学は、次回で。