2/2のシンポジウムの帰りに歌舞伎座の前を通った。
2013年4月2日にリニューアルオープンしてもうすぐ2年になろうとしている。
正面から見た感じは以前の4代目の建物とあまり変わらない印象だが、背中に高層ビルを背負い、中身は「補強」ではなく「同じように新築」されている。「新築そっくりさん」の逆。
「第四期の優美な趣を継承しつつ、最新の機能を備えたオフィス棟との調和を目指す第五期」の建物は、三菱地所設計と隈研吾建築都市設計事務所による共同設計、杉山隆建築設計事務所の今里隆氏による劇場監修。
下記のプレジデントの記事(2013/5)では隈研吾氏のインタビューも載っていた。「過去を踏襲するということの中に、じつはすごくイノベーティブなことがあって、昔を守ることがある意味とてもエキサイティングなことだと分かった」という言葉が印象的だった。
つい先日、「新開場」以来の入場者数が2,222,222人となったことが新聞記事になっていた。
元のリリース。
毎年100万人以上のペース。絶大な人気。
外観だけでなく、公演も見なければ・・・
これまでの建物の歴史についてはこちら。常にランドマークだった。