墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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東京工業大学 大岡山駅界隈 東京都大田区/目黒区

12/6の土曜日、大岡山の東京工業大学の会議室で、古墳時代の講演会があると聞き、午後から出かけた。

とても充実した内容の講演会だったが報告は次のエントリーとして、今回は開始前の時間で撮った駅前の様子。

 

東急目黒線・大井町線 大岡山駅

東急目黒線(目黒ー武蔵小杉)はもとは旧目蒲線で、2000年の都営三田線・営団南北線との連絡に伴って東急多摩川線(多摩川ー蒲田)と別れ別れになった。

大岡山駅の上は「東急病院」だった。

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駅前の道を渡ると、東京工業大学大岡山キャンパス。24.5haと浜離宮ほどの広さ。

このあたり、区境が入り組んでいて大岡山駅は大田区、東工大に入ってすぐは目黒区だが奥は再び大田区になる。

東工大キャンパスはこの他に2ヶ所、横浜市緑区すずかけ台(22.5ha)、港区田町(大学附属の科学技術高校がメイン)にある。

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駅から正面にそびえる「博物館・百年記念館」

1981年の創立百周年に建てられた。設計は東工大教授でもあった篠原一男氏。

博物館では、濱田庄司、芹沢銈介、島岡達三(3人は東工大卒)の陶芸作品や、ロボット研究やホログラム技術、白川英樹博士のノーベル化学賞のコーナーなどが見られるそうだが、開館は平日10:30~16:30だったので中へは入れなかった。

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百年記念館の後ろは、まるで古墳のような丘、と思ったら建物だった。白い壁面が床面になる面白いデザイン。丘の上ではコーラス練習の美しい歌声が響いていた。

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その丘の上から本館の方向。右側は図書館。

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2011年に竣工したばかりの大学附属図書館。鋭角な三角形の部分は学習室で、地下が大きな収蔵・閲覧スペースになっている。「研究等のため資料収集を目的とする学外の方」も利用できるそうだ。くもじいが好みそうな角度。

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本館へ続く道は、桜並木でベンチやウッドデッキがある。春に来てみたい。

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1931年(昭和6年)に建設が始まり1934年(昭和9年)完成した本館(国登録有形文化財)

つまり空襲をくぐり抜けて残った、貴重な昭和初期の建物。

設計は東工大に設置された「復興部」 

鉄骨鉄筋コンクリート造3階建てで、地下1階と塔屋がつく。内部は非公開。

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黄葉を楽しむ親子連れやカップルもいた。

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講演開始までまだ時間があったので「大岡山北口商店街」にも行ってみた。この日は「東北エイド in 北商」開催で、歩行者天国(といっても道は狭い)だった。

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結構な人出で活気のある商店街だった。住所は北千束1丁目になる。

東に向かう路地はすべて下り坂だった。

大田区の防災課のブースが出ていて、備蓄食品を無料でいただいた(賞味期限が迫っていましたが)

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佐渡の名産テントで、佐渡名物「八幡いも煮」(寄付100円~)

さといもの芋煮でとても美味しかった。迫力の大鍋を撮らせていただいた。

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また佐渡の観光案内がはいった袋をいただいたが、「佐渡ジオマップ」「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」という素敵なパンフが入っていた。

佐渡に行きたい気分が高まった。

お腹を満たしたところですでに受付を済ませていた講演会場に戻った。