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墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

「スソアキコのひとり古墳部」 スソアキコ著

ほぼ日刊イトイ新聞にて、非常に深い古墳レポートを連載されているスソさんの古墳探索記。

スソアキコのひとり古墳部 (コミックエッセイの森)

スソアキコのひとり古墳部 (コミックエッセイの森)

 

 

A5版本の1頁に、上下2コマ漫画(というかイラストによる解説)で7つの探訪物語が描かれています。カラーページは色鉛筆で彩色されている独特のやわらかいタッチ。

ほとんどのコマにご自身が登場しているところが、「単独墳行」の写真にありがちな「ちょっとさびしい記録写真な感じ」を払拭しています。

(自分も、家族を誘っての墳行を目指しての「オヤコフン」というユーザー名にしたのですが、だんだん「ひとり」が多くなっています・・・)

プロローグの「なぜひとり古墳部をしているのか」と、エピローグの「古墳って何が面白いの」も共感するところの多い内容でした。

 

ほぼ日のサイトでは、写真+解説で、ディープな探索を続けられています。

ほぼ日刊イトイ新聞 - スソアキコのひとり古墳部。

最新版では琵琶湖東岸を巡られていて、先月琵琶湖古墳クルーズへ行った自分としては非常に興味深いです。


 

アーカイブの方も充実していて、別の本を読むほどのボリュームがあります。1話ずつじっくり読まれてはいかがでしょうか。

ほぼ日刊イトイ新聞 - スソアキコのひとり古墳部。

 

この本の古墳探訪の季節は夏が多いので、スソさんが羽根虫の攻撃を受ける様子がリアルに描かれています。漫画としては面白いですが、虫もヤブも見学の妨げなので、そんな心配のない、冬から早春が古墳探訪のベストシーズン。

みなさまもトライされてみては。ただし、風の弱い晴れた日の日中に行かないと、墳丘を吹く風は冷たいです。

 

PS. 仙さま、新刊情報ありがとうございました。