4日目。
朝からワーナーのスタジオツアーへ。
スタジオは、Watford Junctionという場所にあるが、ホテルの最寄り駅、ウエストブロンプトンから電車一本で行けた。
下は駅の案内板。各駅にあって、あと何分で来るかが表示されるのでとても助かった。
40分ほどで到着。下の写真は駅のホームの表示板。「スタジオツアーはここで下車」
もともとワーナーブラザース映画なのになぜ日本ではユニバーサル、という素朴な疑問には、ヤフー知恵袋が答えてくれる。
USJのハリーポッターですが、映画ハリーポッターはワーナーブラザーズで... - Yahoo!知恵袋
駅前のバス停から、ラッピングバスに10分~15分ほど乗る。
郊外住宅地を抜けていくと、開けた場所に出て到着。
2012年3月末にオープンした施設。
公式サイト Warner Bros. Studio Tour London - The Making of Harry Potter
チケットはネットで予約し郵送で受け取った(現地では買えない) 30分単位の入場時間が示されており、その時間帯に入る。
このときは20分ほど並んで入場した。世界中から人が来ている感じ。
出口側はショップになっている。この時間は空いていたが、出てきたときは大混雑だった。
入場するとすぐに、係りの人と映像によるガイダンスを受ける部屋があり、そこを抜けると「食堂」になる。映画のシーンは、この2列のテーブルを使って撮影され、画面では4列になっている。
撮影に使った服が数多く展示されている。「ここで撮影された」オーラがある。
あとでショップでも目にすることになる。
上の部屋まではガイド役がつくが、隣の部屋からは自由行動になる。
大きなホールの中に、さまざまな部屋のセットが置かれており、それを見て回る。
魔法の杖を使えるアトラクションも。
写真撮影は「グリーンの部屋」を除き、ノーフラッシュですべて可。動画は不可。
グリーンの部屋では空飛ぶ車や箒に乗る特撮を体験できる。そして体験すると、その写真やDVDを買うことになる。
上記のグリーンの部屋で順番待ちをしていて「次の番」というときに火災報知機が鳴って全員外へ退避。訓練ではなかったが原因はわからず。
30分ほどでまた中に戻ったが、入場した人は赤い旗の指示、まだの人は黄色い旗の指示のもと、皆整然と従っており混乱はなかった。
係りの方の指示通り戻ったら折角並んだ順番は後になったが大した違いにはならなかった。一旦入場したら並ぶのは、ほぼそこだけ。
下の写真の生き物(マンドレイク)はリアルな動きをしていた。
このあたりの作り込みにはイギリス的偏執性を感じる。
前回(20年位前)にロンドン動物園の昆虫館に行ったときの、ゴキブリの展示(ガラスの向こうは日常的なキッチン)や、カマドウマの展示(小さな洞窟の中から外の草原に夕日が沈むジオラマだと思ったら、洞窟内側表面がびっしりカマドウマで覆われていた・・・)を思い出した。
屋外展示コーナーも。ひとつひとつが精密に、堅牢に作られていた。
3階建てバスのバス停表示板もつくりこまれている。
再び屋内にはいって、街路のセットを歩く。
その先には、ペーパーワークの展示があった。
緻密な作業があって、空想世界がリアルに表現される。
立体物にする前には設計図も作成される。
橋も細かく作られている。ここまでするか。がそれがリアリティを創造する。
屋外展示にもあった、ホグワーツブリッジ。
ダンブルドアのオフィス。
CGで表現する場合でも、実際に手でつくらないと、つかめないものがあるのだろう。
最後の方に登場する大型模型。高さ4、5mくらいか。
刻々と照明の色が変わる。
広場のストーンサークル。立ち話をしているように見えた。
森の中のストーンサークルも作りこまれているので見入ってしまった。
出口付近は、「魔法の杖」の棚。
そして、おみやげショップに続く仕組みになっている。
登場人物によって使う杖が違う。そしてそれが売り物になっている。
なんと£25。うちの子も、まんまとこの魔法にかかり、買うはめに。
箒(実物大)を買ってもらっている少年もいた!