墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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タラの丘(The Hill of Tara) アイルランドの遺跡

ニューグレンジの後に、「タラの丘」を訪れた。

ブルー・ナ・ボーニャ・ビジターセンターを出たのが16時過ぎ。

タラの丘まで30分、そこから空港まで30分かかるはずで、帰りの飛行機19時発に間に合うには18時には車を返して、と考えるとギリギリだったが、とりあえず行ってみることにした。

 

タラの丘すらカーナビに出ないので、大体の場所を指で画面を押して入力。

気持ちのよい田舎道を行くが、やはり途中で迷った。

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小さなショッピングモールを見つけてそこで道を聞き、言われたとおり進んで表示板を見つけて一安心。なんとか17時前に着いた。

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下記はWikipediaより抜粋。

「伝説ではケルト族よりも前にアイルランドに住んでいた Tuatha Dé Danann がタラの丘を住居としていたとされ、遺跡の一部は新石器時代の5,000年前に遡る。

ケルト族がアイルランドに渡来すると、ミース王がタラの丘から全アイルランドを支配した。6世紀まではタラの上王の居住地で王の即位は立石の前で行われ、その繁栄が失われた後も12世紀まで続いた。

1798年のイギリスに対する反乱の際ユナイテッド・アイリッシュメンはタラの丘にキャンプを構えたが、5月26日の戦闘に敗れ400名が殺害された。

19世紀にはダニエル・オコンネルがタラの丘でアイルランド自治を訴える演説会を開いたが、この集会には100万人ものアイルランド人が集まっている。

映画『風と共に去りぬ』で主人公のスカーレット・オハラの住む「タラ」は、父親がアイルランド移民であることから、この丘の名に由来する。」

 

駐車場から広い丘を上り始める。

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振り返ったところ。

時間がないので家族は歩いたまま、自分だけ「立石」まで走った。

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駐車場から最も離れた場所に立っていた。

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高さは140cmくらいか。てっぺんを触りながら周りをぐるぐる回っている人々がいた。

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駐車場へとって返す。

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航空写真で見ると周溝のある円墳が並んでいるように見えるが、現地では位置関係がよくわからなかった。

Hill of Tara Images - Ireland

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アイルランド独特の形の十字架も立っていた。

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ここからは、空港へ向かう標識が立っていたので、その通り進んでいたが、なんと高速道路M3を逆方向に乗ってしまった。このときはカーナビが役に立ち、すぐに正しい道に戻ることができた。

18時に空港着。ガソリンスタンドをやっと見つけたが、車(VWポロだったが)の給油口のレバーがわからず、そのまま車を返却することに。

空港周辺の「ラウンドアバウト」では「ここで方向を間違えたら間に合わない」のでとても緊張した。

 

ダブリン空港のエアーリンガスのカウンター。手前の機械で自動チェックイン。

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エレベーターを囲う青いガラスがきれいだった。

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すでに搭乗が始まっていたが無事に乗れました。

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 2日目終了。