墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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ブルー・ナ・ボーニャ遺跡群 ビジターセンター アイルランド・世界遺産

2日目の早朝5:30のウエストブロンプトン駅。

煉瓦の壁、木造の階段が映画のセットのようだった。

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7:30ヒースロー発のエアーリンガスでダブリン空港へ。1時間20分位で着く。

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レンタカーを借りて、高速M1を北へ向かう。

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制限速度120km。途中の料金所で1.9ユーロを払う。

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9番の出口で降りて西へ向かうと案内標識があった。カーナビに目的地が出なくて困ったが、SAの売店で道をきいて「出口9番」と教わり、迷わずにすんだ。

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1時間かからずにビジターセンターに到着。

入口の看板。tumulusは「古墳」と訳される。

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ブルー・ナ・ボーニャ(ボイン)  ビジターセンター

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カフェテリア(昼は満席になった)

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ここから「ニューグレンジ」と「ノウス」へのツアーがある。

事前予約不可、当日先着順で1時間に1回、48人までと限られている。開館時間は月によって変わる。

Brú na Bóinne Visitors Centre - Newgrange and Knowth

11時過ぎに着いて、12:15発の「ノウス」、14:15発の「ニューグランジ」のチケットを買うことができて、ほっとした。

 

ビジターセンターには博物館が併設されており、出土物やジオラマ、ミニ映画を見ることができる。

復元された住居。まるで穴のない竪穴式住居のよう。

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石棒のようなもの 高さ20cmくらい。

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生活文化は縄文文化と変わらない印象。

ニューグレンジは紀元前3200年ごろ、つまり5200年前に造られた。ギザのピラミッドの500年前、ストーンヘンジーより1000年前になる。

青森県の三内丸山遺跡5500年前~4000年前の時代と重なる。

 

アイルランドでは、約9000年前の中石器時代にスコットランドから狩猟民族が北部に渡ってきた後、約5000年前に新石器文化を持った農耕民が渡ってきて、農耕や牧畜のほかに石斧などの交易にも従事した。この時代に、火葬にした骨を埋葬する巨大な墳墓や石塚が各地で造られ、その代表がニューグレンジであり、すでにかなりの規模の共同体が存在したと考えられる、とのこと。下記、旅行会社のサイトより。

アイルランドの歴史

 

集落のジオラマ まるで縄文時代と古墳時代とが同居しているよう。

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巨石を運んだ様子の展示もあった。

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ニューグレンジの羨道のレプリカもあったが撮りそこなってしまった。

 

見ているうちにすぐに出発時間になった。

ボイン 川にかかる橋を渡り、バス乗り場へ歩く。

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ボイン川。川幅は広くはないが滔々と水が流れる。

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ぴったり24人乗りのバスに乗車。ノウス行きとニューグレンジ行きが2台ずつある。

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車内では、みなさん高揚している様子。

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北海道のような車窓(例えが逆か)

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 瀟洒な住宅

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 つづく。