台風が近づく日曜日の午後、家族で東京都現代美術館に出かけた。
●「ミッション宇宙×芸術 -コスモロジーを超えて」 8月31日まで開催。
大人1300円、中高生800円、小学生以下無料
入場すると、すぐにアポロ飛行士がハッセルブラッドで写した月や地球の写真パネル展示。家族のスナップ写真を月面に置いて撮った1枚が妙にリアルだった。
次の大きな部屋はプラネタリウム状態。多くの人が床に寝そべって天の川やオーロラを見つめていた。
名和晃平氏の部屋では、重力で描いた絵(千住博氏の滝とは違って斜めに、無機質に白黒対比で)に囲まれる。張り詰めた雰囲気が気持ちよかった。
・憑依する滝、人工衛星の重力 by チームラボ
滝の下は、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」の実物大模型
最後の方の部屋での展示だが、大迫力の光の滝だった。
・Cold Life / 冷たい生命(動画) by チームラボ(書:紫舟)
・ロケット関連の資料も展示。
・月面から地球を望むフォトロケーション「地球光」
月に観光客が行ったらきっとやるだろうな、というポーズで。
・無重力空間をイメージできる「スペースダンス・イン・ザ・チューブ」
吊るされた筒状の布トンネルを抜ける。左上が中のイメージ(過去に撮った映像)
「チューブ」の出口付近で。
この他にも体験型の展示で面白いものがあった。
・月も模型を手に持って動かすと、正面スクリーンに映し出される月と背景の宇宙も動く、という展示
・パソコン画面上で見る、4D2Uというプロジェクト。机<日本<地球<太陽系<銀河系<その外・・・ とさまざまなスケールの間をマウスを使って行き来できる。
●もうひとつの企画展「ワンダフルワールド」にも行ってみた。
(共通券で大人1600円、中高生900円、小学生以下無料)
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/wonderfulworld.html
会場入口の沢山のバギーに驚いたが、中にはいると小さな子供たちが楽しみ遊べるようなつくりになっていた。
クワクボリョウタ氏の作品のある部屋は、一番滞在時間が長くなった。
東京ステーションギャラリーの杮落とし展、「始発電車を待ちながら」でも見た模型電車が映し出す影絵動画。
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/pdf/121025.pdf
小さい子達に人気の大すべり台。壁に貼られた、鳥が飛ぶ形に切り抜いた鏡が綺麗だった。
壁に映る動画に入って、象に追いかけられたり、
象を押したり。
館内カフェのアジアン・デザートも楽しみました。
常設展を見る時間がなくなってしまった。
暑い日や雨の日でも、丸一日楽しく遊べます。