墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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仙丈ヶ岳登山① 2014年8月 @南アルプス

8/1の午後から甲府に入り、8/2~3の日程で、仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳に行ってきました。8人のグループでジャンボタクシーを使えたので、登山口までの行き帰りはとても楽でした。

 

一泊目は芦安(あしやす)温泉の岩園館に宿泊。気持ちのよい露天風呂がある。

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翌朝は4時半過ぎに出発。

芦安温泉から南アルプス登山の玄関、広河原までは通常は車で1時間程だが、台風8号で林道が不通となっているため南の身延町へ大きく迂回して2時間ほどかかった。

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広河原には6:50発のバス便に間に合う時間に到着(広河原から登山口の北沢峠までは南アルプス市営バスに乗る)

 が、甲府駅からの路線バス(甲府駅4:35発)到着後で定刻発は満員。定刻便往復後の、戻ってきた臨時便に乗った。(写真は帰りに撮ったもの)

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中型のマイクロバスは補助席フル使用で満載。大きなリュックを抱っこしながら25分揺られて北沢峠登山口に到着。

早速テント場へ向かいテントを張る(と言っても自分は「手伝いをしただけ」。O隊長、Kさん大変お世話になりました)

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上の写真の反対側。雲の下に甲斐駒ケ岳が頭を覗かせていた。

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 8:50に登り始める。若い学生パーティーが、元気よく追い抜いていった。

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樹林の道は涼しくて快適。フィトンチッドの香りが強く漂う場所もあった。

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五合目の大滝の頭で、甲斐駒ケ岳が姿を現した。

噴煙のような夏雲。

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手前はアサヨ峰。

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 奥に鳳凰三山。直線距離で10kmくらいになる。

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北岳も見えた!

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樹林帯を抜け、背の高いハイマツの間をさらに進む。

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出発から3時間ほどで小仙丈ケ岳に到着。標高2864m。

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こちらの表示板では2855m。9m成長した?

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目指す仙丈ケ岳は、ここから1時間の行程。

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 下記はWikipediaの「仙丈ケ岳」の項より転載。

「高山植物の非常に豊富な山として知られている。男性的な山容の甲斐駒ヶ岳に比べて女性的ななだらかな山容から「南アルプスの女王」とも称されることがある。日本百名山、新日本百名山、花の百名山、新・花の百名山、山梨百名山に選定されている。山体は赤石層群の硬砂岩・粘板岩・チャートで構成されている」

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東斜面の「小仙丈カール」は、地形見本のような綺麗な曲面。

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小仙丈ケ岳から北西側の、山また山の眺め。

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小仙丈ケ岳から仙丈ケ岳は快適な尾根道が続く。尾根上が県境になっていて、写真の左の南東側が山梨県南アルプス市、右の北西側が長野県伊那市になる。

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頂上目指していざ出発。見晴らしがよいが高度感のある道を慎重に進む。

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なんと頂上を目前に大粒の冷たい雨が降り出す。急いで雨具を着たが、Tシャツが少し濡れただけで震えるくらいに寒くなった。

やっと頂上に到着。だが、残念ながら視界がなかった。

・仙丈ケ岳 3033m

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時々明るくなるが晴れる気配は無く、早々に直下の仙丈小屋へ向かった。

女王様:「またおいで」、ということか・・・

つづく。