墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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加曽利貝塚博物館 後編 千葉県千葉市

常設展を見た後に、企画展の一部屋にはいった。

入口に掲げられた「ごあいさつ」

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「そして、貝塚は守られた」の展示では、加曽利貝塚の消滅の危機を救った先人の努力が、当時の写真や新聞記事とともに紹介されていた。

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「普段見られない記録類」出土状況が方眼紙に丁寧に記録されている。

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出土品の展示もあったが、パネル展示に惹かれた。

上越の石材(翡翠?)が新潟→会津→宇都宮を経由して「土器片囲埋甕炉」とともに千葉に入ってきている。

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土偶の変遷も興味深かった。左上の円錐状のものを見たかったが展示はなかった。

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じっくり見させていただいた。外に出ると緑が目にしみた。

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外の別の建物内にも展示がある(3ヶ所:無料) こちらは8月以降も継続展示。

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北貝塚の貝層断面を、切り開いた通路から見学できる。

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種類ごとにまとまっているところが多く見られた。ということは日常食用というより流通(ビジネス)用という印象が強まる。

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こちらは住居跡の観覧施設。

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貝層の下に住居跡がある。

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1962年の発掘エリアで、住居の柱や貯蔵穴が見られる。発掘されて51年を経ても崩れずに残っていることもすごい。

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こちらは、公園入り口近くにある南貝塚。北貝塚に続いて形成された。

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期待高まるアプローチ。貝塚の景観を損なわないように設計したそうだ。

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展示している貝層は、全長30m、厚さ1m以上で日本最大の断面だそうだ。

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ここで16時近く。雷が鳴り出したので帰りを急いだ。

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