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墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

加曽利貝塚博物館 前編 千葉県千葉市

国内最大級の貝塚である「加曽利貝塚」には2年程前の晩秋に家族で訪ねたが、博物館は休館日だった。リニューアルのために8月から当面の間は閉館するというニュースを見て、日曜日の午後に再訪した。

 

下の子のサッカーの練習帰りを待っていたのだが、「友達と遊ぶ約束をした」とのことで残念ながら単独行。

 

京葉線千葉みなと駅まで行って、千葉都市モノレールに乗り換える。

久々に乗ったら、おしゃれなデザインになっていた。三菱重工製。

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先頭に乗ってしまった。道路の信号機や案内板をぎりぎり越えていくように感じられる。結構アップダウンあって「遅いジェットコースター」のようなところもある。千葉駅を過ぎたところは、県庁行きとの分岐があって面白い。

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側面ドアの窓は、下方向も見えるようになっている。

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途中、動物公園駅を通る。レッサーパンダ風太で有名になったところ。

併設の遊園地は2014年5月末で閉園。草が伸び廃墟化しつつあった。

http://www.chibanippo.co.jp/news/local/190798

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しばらく乗るとJR総武本線「都賀(つが)」駅と連絡する。次の「桜木」駅で下車 する。

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モノレールの下を300mくらい歩いて右折して750m。徒歩15分くらい。暑かった。

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細い住宅地の間の道を進むと、左手に貝塚が眠る森が広がる。

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貝塚公園入口。駐車場は無料で15台くらいは停められる。

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千葉県・千葉市のHPによれば、日本全国の縄文時代の貝塚は約2300ヶ所、千葉県では739ヶ所(平成25年3月時点)、千葉市には136か所の貝塚が確認され、その密集度は日本一。
特に加曽利貝塚は日本最大規模で、約13.4haが国の史跡に指定されている。13haの井の頭公園より広い。

この場所には約7千年前から縄文人が暮らし、約4千5百年前の縄文中期から北貝塚を築きはじめ、最も大型貝塚の発達した縄文後期の南貝塚を経て、約3千年前まで続いたそうだ。

 

駅からの道は下辺の左からになる。貝塚は8の字形の白い部分で、左が北貝塚、右が南貝塚になる。

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 企画展の案内。7月31日(木)まで。

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大きな立派な石に史跡名が刻まれている。

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正面の道をすすむとすぐに博物館となる。

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入館料は大人60円・小中学生30円!

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先日発表された、ゆるキャラの「かそりーぬ」は不在だった。

 

まずは常設展。昭和41年(1966年)開館で今年48歳。貴重な写真パネルだが、セピア色が古さを感じさせてしまう。

撮影は申請すればOK。

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大きな日本地図は、いかに千葉県に(発掘された)貝塚が集中しているかがわかる。

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傾斜のついた回廊の展示を見ながら進む。

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入口と反対側に部屋の入口がある。自分の他にのお客さんは4組(親子連れ×2、カップル×2)

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 さすがに縄文土器の展示は充実している。

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鹿角などを削ってつくった釣り針。人力で魚を捕る際のやり方は昔からあまり変わっていない。

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貝塚の「貝」の大部分は小さな「イボキサゴ」

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下のパネルのピンクの割合が「イボキサゴ」

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こちらに試食の様子が載っているが、小さくて食べにくいようだ。

http://www.baywave.co.jp/modules/special/index.php?id=21

 

パネル展示で興味深かったのは、下記。

縄文晩期の約3000年前~2500年前、(というとBC1000年~BC500年という弥生時代にかかる時期だと思いますが)貝塚が急激に減少してしまう。

むらびとたちは、大挙して関東地方から東北地方や中部地方に分散していったと思われる。」

なぜ?

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つづく。