2冊とも この春に出版された、古墳ガイドブック。
本業は「古墳シンガー」のまりこふんさんは「古墳deコーフン」というCDアルバムも出している。
テレビや新聞、雑誌等さまざまなメディアでの著者の取り上げられ方は「気軽に古墳を楽しむ若い人としての側面」に焦点があたりがちだが、実際は全国の1000基以上を訪ねている行動の人。
ほぼ同時期に異なる出版社から2冊出ているが、「古墳の歩き方」(扶桑社)の方は実際に探訪するための実践本、「まりこふんの古墳ブック」(山と渓谷社)の方は墳形や埴輪、石室や棺、副葬品などについての解説本と、内容が分かれている。
「古墳の歩き方」の方は、今のような雨天の続く時期に、家で眺めるのに適している。古墳の本場の関西や九州はいつか巡ってみたい。
東京都の古墳の案内のページでも、マップが懇切丁寧で、迷わずに効率的に廻れそう。未探訪の狛江市などで早速活用させていただきます。
最終ページの著者選全国250墳には、探訪欲をかき立てられました。
「初心者向けのレクチャー」とあるが、“古墳界”のことが豊富な写真や挿絵でコンパクトにまとまっていて、わかりやすい。
先日探訪した墨小盛田古墳(すみこもったこふん)も、こちらの本で「長方形墳」の代表として取り上げられているのを見て興味を魅かれました。
http://massneko.hatenablog.com/entry/2014/05/26/003000
古墳グッズは4月のセミナーで実物見ました。クッションもよいが風呂敷が魅力的。千葉県版、関東版もあれば・・・