墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

ドットDNP ミュージアムラボ

大日本印刷の市ヶ谷田町ビルで開催されたイベントに子供と参加した。

 ルーブル美術館と組んで進めている事業で、タブレット端末を使ったAR(拡張現実)で、美術作品の「実際のサイズ」をリアルに感じとれる体験ができる。

http://www.dnp.co.jp/CGI/dotdnp/event/reservation/detail.cgi?seq=0000230

モナリザやミロのビーナス、サモトラケのニケや、エジプトの書記座像、カナの婚礼などの著名作品を、タブレット端末を通して見た室内の壁などに「元のサイズ」で重ね合わせて見て遊べるというもの。

彫像を隣に座らせてみたり、ニケに首を嵌め込んでみたり、結構面白い。

縦横が約7×10mと大画面の「カナの婚礼」のスケールもわかる。それを子供と一緒に写真に納めて、あとで子供が発表するというワークショップだった。

2次元バーコードのようなものを印刷した50cm×50cmの厚紙ボードを、タブレット端末のカメラで見ると、厚紙ボードの大きさから距離を計算してボードの位置に指定した作品が映る仕組みになっている。逆さにしても斜めにしてもその通りに映る。

 

 小中学校での出張ワークショップもやっているようだ。

http://www.museumlab.jp/activity/workshop/projects_16.html

 

距離が離れすぎると(20m以上くらいか)カメラの認識が甘くなるようで、「カナの婚礼」の全体が見られなかったのが少し残念だった。

 

また、写し出された彫刻が「写真が板に貼ってある」状態だが、360度からの視点がとれれば、もっと素晴らしいものになるとも思った。

IKEAのカタログではすでに実現している。

http://wired.jp/2013/08/23/a-new-ikea-app-lets-you-place-3d-furniture-in-your-home/

 

これを巨大化させれば、国分寺跡に七重塔や金堂を再現することも可能なはず。

上総国分尼寺の金堂を再現したり(予算が足りず回廊だけの復元)

http://massneko.hatenablog.com/entry/2013/06/24/164037

武蔵国分寺や相模国分寺で七重塔を東西2本建てたり、

http://massneko.hatenablog.com/entry/2014/01/06/120910

http://massneko.hatenablog.com/entry/2013/11/25/121348

何でもできる。

七重塔は、海老名駅前の3分の1モデルを画像に取り込めば、全国60カ所余あった国分寺跡で使い回せる。絶対に受けると思いますが・・・

 

2月中旬には、飛鳥の石舞台古墳でスマートグラスを使った実証実験の記事が出ていた。

http://massneko.hatenablog.com/entry/2014/02/18/135435

これだと思ったが、「スマホの画面を通して風景を見る」ことが誰にでもできる環境が整った今であれば、「立体視」まではできなくても「スマホ画面を見る位置からの画角通りの視点で立体物が拡張現実として写せる」ようになれば充分ではないか。

それには球体のような3次元バーコードが必要かと思われますが・・・

 

ちなみに、この市ヶ谷のDNPビルには電子書籍の立ち読みができるカフェ(安い)や、小さいこどもを遊ばせられるスペースもある。都会の穴場。