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墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

八千代市郷土資料館

千葉県内の博物館・資料館

八千代市郷土資料館

村上小学校が平成5年に移転後、その跡地に「八千代市歴史民俗資料館」が出来て平成12年に「八千代市郷土資料館」となった。

立派な建物で展示資料も充実、資料館発行の企画展図録も揃っている。(印旛沼の貝塚、古代の集落、印旛沼の自然とくらしの3冊を買ってしまった)

開架蔵書に30年くらい前の全集シリーズなどがきれいな形で残っていて、好きな人は一日居ても飽きないのではないか。

http://www.yachiyo.ed.jp/kyouiku/rekisi/f:id:massneko:20140412141434j:plain

 大きな柿の木は、かつてここが小学校だった時からあるものだそうだ。f:id:massneko:20140412150011j:plain「なりたみち」の道標は、バイパス工事に伴い一時的に移されている。

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 昭和から縄文まで時代を遡る形で展示されている。「撮影禁止」表示以外はフラッシュなしでの撮影可。

 

古墳時代の展示も興味深いものがあった。

・村上1号墳 方墳 28m×20m  7世紀末〜8世紀初頭

明治時代に削平された方墳だが主体部が地表面より下にあったので横穴式石室が発掘されたそうだ。

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 横穴式では、積み上げた石室を土で覆った結果でマウントが出来るものだと思っていたが、地面を掘り下げて石室を作るのであればマウントは結果としてできるものではない。地下にした理由はマウントの直径を拡大せずに石室を大きく作るため?

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高さは1.9mあった。現状はどうなっているのだろう。f:id:massneko:20140412143803j:plain

・神野芝山2号墳 石棺

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 レプリカではなく現物のようだ。石枕は神野4号墳出土のもの

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 側面の石板は、厚さ3cmくらいか。とても薄い。雲母方岩とのこと。石の種類にもよるのだろうが石を薄い板にようにするには、相当高度な技術が必要なのではないか。f:id:massneko:20140412143923j:plain

・桑納(かんのう)2号墳の埴輪

帆立貝式古墳で、墳丘周りに円筒埴輪が並べられ、前方部で人物と馬の埴輪が出土したそうだ。

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上記の左上の写真部分、発掘中の様子。

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・天冠をつけた男子増 高さ45cm

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 髷をつけた女子像頭部 高さ14cm 鼻梁が長く、小鼻が小さい。

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縄文時代の丸木舟

 昭和25年に印旛沼干拓工事中に地下1.6mから発掘。周辺土器からの推定で3000年前に遡る。

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 全長6.5m 幅50cmで細長い。バランスをとるのは難しそうだがF-1っぽくて結構速そう。これはレプリカで現物は早稲田大学所蔵。f:id:massneko:20140412144103j:plain

ラウンジに展示されていた地名のパネル。f:id:massneko:20140412145049j:plain

 青は宿場の地名、赤は動物が住み着いていた地名、白は寺社のそばの地名、うすい緑は開墾によってできた地名。オレンジの「地形からできた地名」が圧倒的に多い。

地名の付け方がわかって面白い。f:id:massneko:20140412145057j:plain

 資料館を出て、アップダウンのある旧道を七百餘所神社古墳へ向かって歩き出す。

坂から見上げると、柿の木がさらに大きく見える。

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このあたり立派な屋敷が多い。16号に並行した道だが交通量は多くなく、のんびり歩いていても気持ちがよい。f:id:massneko:20140412150213j:plain

 突然巨大なガスタンクが出現。谷にあるので遠くからは見えにくい。f:id:massneko:20140412150332j:plain

ガスタンクの反対側は明るい谷戸の風景。写真の真ん中の標識には「ガキ大将の森へ」とある。f:id:massneko:20140412150405j:plain

 台地の下は田んぼだが、上には梨園があった。見事に花がさいていた。f:id:massneko:20140412150817j:plain

 

白い花の屋根。f:id:massneko:20140412150821j:plain

 

続く。