前回の続き
神道山古墳から、JR成田線沿いの細い旧道を佐原に向かって進む。
「仁井宿」というバス停はあるが、住所は香取市佐原イ。佐原にはロ(ろ)もある。
佐原で最も古い町内のひとつだそうだ。祭りの飾り物の大鷹は、淡路島と関連するとのこと。
http://www.sawara.com/maturi/9honj/niij/index.htm
細くて目立たない道を右折すると、正面のつきあたり奥に浅間神社がある。
境内には椿の木が多かった。
・仁井宿浅間神社古墳 前方後円墳 全長90m
階段の位置は、後円部の右側面にあたる。後円部の真上に神社。左側に前方部が続いている。
墳丘から北方向の眺め。平地の立地だが、周囲が平地なので木がなければ結構見渡せるはず。すぐ北側をJR成田線がかすめている。
後円部から前方部。木が繁っていて進むのは難しい。
一旦階段を降りて前方部へ。こちらは高さがあまりない。前方部上にも小さな祠があった。
前方部から後円部。社殿がちらりと見える。
くびれ部の北斜面あたりの大迫力の木。スダジイか?
見上げるような背の高い椿の木も数本あった。
旧道に戻って佐原の町並み中心部を西に抜けた。多くの観光客で賑わっていた。
寄り道しないのはもったいないが、この先の古墳もあるので通過。
3キロぐらい進むと道沿いに大法寺の看板があった。
境内では見事な白梅が咲き誇っていた。
墓地の奥の竹山が古墳。
・森戸大法寺古墳 前方後円墳 全長60m
お寺の古墳。残っているのは後円部のみ。
墳丘の社殿。竹やぶで見通しはきかない。
本堂側の眺め。
旧道の左右には民家が続くが、その北には一面の田んぼが広がる。
青いハウスの向こうの茂みが大法寺の古墳。
続く。