墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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赤坂プリンス跡

会社の用事で、久しぶりに赤坂見附で降りた。

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赤坂プリンス(旧新館)の建物が見事になくなっていた。

丹下健三設計で1982年に竣工したが、2011年に閉館し30年に満たない短命の建物となった。

だるま落としのように、下から解体し始めたところまでは、よくニュースで見ていた。「テコレップ工法」というそうで、大成建設が実施(下記の曳家も)

 

現在一時的に、旧館の「旧李王家東京邸」が、曳家工事によって44m南東に動かされ、赤坂見附交差点からよく見えるようになっている。

こちらは1930年完成の都有形文化財。

 

年内にはもとの場所にまた動かされて、ここには2年後に36階のホテル+オフィス棟と26階建てのマンションが並ぶとのことで、今だけの雄姿。

 

ここも地形上は舌状台地の先端で、江戸時代まで溜池に面した眺望のよい場所(しかもすぐ隣には水が沸く清水谷公園もある)

よって、かなり高い確率で、昔は古墳があったと想像します。