墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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北野天神山古墳、菊間天神山古墳 菊間国(千葉県市原市北部)の古墳

前回からの続き

・北野天神山古墳 前方後円墳 全長(復元長)90m 5世紀後葉

東関山古墳と隣り合うように造られているが、なぜか同じ長軸上での天地の向きが逆になっている。

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周囲は、道と民家。

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ぐるりと回るがなかなか入り口が見つからない。

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標柱の右手の先に、上り口があった。

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墳頂の小さな祠。周囲が削られて後円部が円墳のように残っているようだ。墳頂も広いが傾斜している。

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木があまり茂っていないので、眺望は結構ある。

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左が北野天神山古墳、右が東関山古墳。

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次に、菊間天神山古墳を目指す。同じ台地上かと勘違いしてかなり迷ったが、一旦台地を降り、再度坂を上ってやっと見つけた。(下は坂を振り返ったところ)

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左端の茂みが古墳。台地の矩面が少し崩壊している。数十年(多分)でこうなってしまうのに、1500年も墳丘を残しているのは奇跡的ではないか。

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その矩面上からの眺め。グランドで少年が野球練習していたが、北風が強く吹きつけて凍えそうだった。

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・菊間天神山古墳 前方後円墳? 全長39m 6世紀前後

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案内板も整備されている。

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案内板にあるように現状は円墳。墳丘の上と下に鳥居があった。

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一礼して進む。

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墳頂の小さな石碑は「カワイイ」系だった。

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墳丘上は木々で眺望を得ず。墳丘下からは、市原の市街が見渡せた。

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下に降りて村田川沿いを歩いた。

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この後、大厩二子塚古墳を目指したが、見つけられずに敗退。また別の季節に再訪したい。天気はよいが非常に寒かった。