墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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油殿古墳 能満寺古墳 (千葉県長南町)

12/7にルパンVSコナンの映画を見た代わりに、12/8は長男に古墳ツアーに付き合ってもらう。千葉県長生郡長南町、かつての伊甚国(いじみのくに)の古墳群へ。

東金道路から圏央道を通り、茂原長南ICで降りて20分くらい。

はじめに油殿古墳群へ。

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住宅地の真ん中に古墳山が残る。

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登り口にある案内板。1号墳から4号墳の位置関係がわかる図面があるとよかった。

 

・油殿古墳群 前方後円墳2基、円墳2基

 最大の前方後円墳は93m。5世紀初頭。

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落ち葉や笹を踏み分けていく。どれが前方後円墳でどれが円墳がわかりにくい。

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 南側の先端。すぐ先は落ち込んでいて平野が広がる。

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前方部から後円部方向?

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後円部頂上から。比高差が結構ある。

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後円部から前方部。右斜面。

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住宅のあるところから後円部方向を見上げる。標高40mの独立丘上にあるので、周囲360度から目立つ・・・木がなければ。

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油殿古墳から3kmほどのところに別の大きな古墳がある。

関東ふれあいの道でつながっていて、歩くと気持ちよさそう。看板の前に車を停めて右の坂を上がったが、能満寺にも停められた。

つきあたって、右が寺、左が古墳との矢印。左手すぐに前方後円墳が眠っていた。 

 

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・能満寺古墳 前方後円墳 全長73.5m。5世紀初頭(車を停めたところの看板には4世紀とあった)「この時期の古墳としては県内最大級です」とあったので、93mの油殿古墳より早いのだろう。

房総の魅力500選の銘板。1983年に人口500万人突破を記念してつくったそうだが、今年で30年。案内板はよく耐えている。

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昭和33年に県指定の文化財になっている。石碑の方が持つのだろう。

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くびれ部から登る。かなり急。

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前方部先。角がきれいに残っている(復元されている?)

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前方部から後円部。巨木が繁る。

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後円部上にも巨木が。

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後円部を下から見上げる。

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古墳の真横を関東ふれあいの道が続く。100mくらい先に奥深い竹やぶが繁る。

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もどって来た道方向。杉並木も日光の大きさには及ばないが迫力があった。

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 このあと、近くにある睦沢町歴史民俗資料館へ向かう。