日曜の午後、家族がみんなそれぞれの用事で外出。
ちょっと気になっていた郷土資料館をはしごした。
船橋市郷土資料館
http://www.city.funabashi.chiba.jp/shisetsu/bunka/0001/0005/0001/p011081.html
津田沼(新津田沼)から新京成・松戸行きで3つ目の習志野で下車。
船橋市の方は昭和47年開館だそうだ。建物の横にD51も大事に保存されている。
昭和に開館の資料館と機関車、全国に何セットあるのだろう。
習志野地名発祥の碑。篠原に習え、説は裏づけ資料がないそうだ。
大正6年に建てたものを平成6年に移転している。
館内には石器も充実。
地元で発掘されたということはすごい。市という単位の資料館での内容としては世界的にみてもすごいことなのではないか。
鎌ヶ谷ー中山間の人が押した鉄道の写真。明治から大正の9年間だけ営業。
なんと切符があった。中山から江戸川沿いまで伸びていた。
この鉄道連隊が残した橋脚も、今度みてみたい。
習志野駐屯地 夏祭り
習志野駅で下車したときに、中高生女子や親子連れのグループがいて、「お祭りがなんとか」と行っていた。郷土資料館の前の通り(千葉街道)を東に行くと、夏祭りの横断幕が。いい機会なのではいってみた。
現在は、陸自第一空挺団の駐屯地(基地は空自用語だそうだ)
駐屯地は全国に約160箇所もある。陸自14万人、空自、海自はそれぞれ4万人強。
http://www.mod.go.jp/gsdf/station/
落下傘訓練塔がそびえる。
強い日差しで、大きな松の木陰が大混雑。
沢山の屋台が並び、迷彩服の男子若者がやきそばやビールを売っている。
「精鋭」の彼らも、この日の顔は少年のよう。
高さ83mだそうだ。前は宙吊り体験もあったよう。
一般でないお客(家族?)のテントののぼりが勇ましい
これはいい。ホバークラフトと戦車のエアーすべり台。よく考えた。
大人気のおばけ屋敷。おそらく60~90分待ち。
空挺館
騎馬学校の迎賓館が博物館になっている。最近外装をリニューアルしたばかり。
明治天皇が休息した部屋
空挺団のモットー「精鋭無比」 正面階段の額の字体はプリミティブ。
階段横には歴代団長のポートレート
騎馬学校歴代校長の間も。秋山好古は第2代校長だそうだ。
もともとは目黒の馬事公苑にあったものを移築したそうだ。
鎌ヶ谷市郷土博物館
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/shiryoukan/jousetsu00.html
かつては銀行の建物だったそうだ。
立派な縄文土器も。
土偶が充実。
このあと行った中沢貝塚から出土。
貝柄山公園
「とっこめ」があると思ってこの公園を目指した。資料館から徒歩10分くらい。
住宅地の中に急に谷が現れる。蝉時雨。
馬の銅像があって、これかと思ったら
小金中野牧の野馬
公園横の住宅地の一角が中沢貝塚。看板はごみ置き場の横に。
あんな土偶が出たのに、あまり大切にされていない。
下記の表示が3m置きに立っていた。なんとかならないものか。
下総小金中野牧跡(捕込:とっこめ)
「とっこめ」は公園の北を出て、ガソリンスタンドの横にあった。
石碑も建ててある。
まわりを高さ3mくらいの土手で囲まれた場所。野馬を追い込んだところ。
大田区の馬込もそういうことだったのか。
ついでに、大田区って「大」森と蒲「田」からとったとは知らなかった。
郷土資料館にあった、「とっこめ」の模型。