墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

「東国の古墳と古代史」 白石太一郎著

3世紀後半から7世紀までの古墳時代400年間に起こったダイナミックな出来事を学んだ。

白石氏は元民博の館長。

古墳の分析からの仮説の立て方が面白い。(すでにその仮説は常識になりつつあるのかも知れないが)

 

古墳時代前期の東日本の古墳は前方後方墳で、その後に前方後円墳となる。

これは東日本の狗奴国(くなこく)連合(前方後方墳)と西日本の邪馬台国連合とが統合し、北九州の磐井との戦いに勝ってヤマト政権が成立し、一気に前方後円墳が拡がったということ。

前方後円墳が、古代東海道の道筋に沿って存在していることもそれを示しているとのこと。

千葉県に古墳が多いのも、その道筋に当たっていたから、ということも面白い。

 

「牧」の出現も、朝鮮半島から「攻めてきた」のではなく、朝鮮半島との戦い(広開土王・好太王碑:百済への支援)で、騎馬軍団を見て、「輸入した」と考えるという説も、理解できるものでした。

東国の古墳と古代史