静岡県の古墳、寺社、遺跡
前回のつづき。 天竜二俣駅の転車台ツアーの前に、2駅先の西鹿島駅に近い向野(むかいの)古墳を訪ねた。 昼は一時間に一本になるが、ちょうど往復できる便があったので。 二俣本町駅を過ぎると天竜川を渡る。後ろの窓から。 背後は戦国時代に鳥羽城があった…
前回のつづき。 天竜二俣の中心街から10分ほど歩くと、名刹遠州光明山の看板が出てきた。 すぐ先で小道を登る先行者があったので自分も続く。 上がるとお寺の駐車場で、その先ではすでに説明会が始まっていた。 この位置が前方部裾になる。 振り返った駐車場…
前回のつづき。 この日(3/17)最後に訪ねたのは富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ) 富士山世界遺産センターから徒歩3分ほどで二之鳥居の前。広い有料駐車場がある。 案内絵図を見ると比較的シンプルな境内。 まっすぐ参道を進むと楼門…
前回のつづき。 東田子の浦駅に近い2つの古墳を見学後、東に2駅分移動して片浜駅に近い神明塚古墳へ。 住宅街の細い道を抜けた先に南面して墳丘への石段があった。 その左(西側)方向。社が建つのが後円部で、西側に前方部がついている。 道に向かって説明…
前回の庚申塚古墳から150m東に、山の神古墳がある。 北側から見ると進入路が見当たらない。農作業中の方に伺って、隣の踏み切り側から入れることを知った。 踏み切り脇から東側。鉄道用の機器があって一見入れなさそうだが・・・ 進んでいくと説明板が。 線路に…
前回のつづき。 浅間古墳を探訪後、南に向かって庚申塚古墳へ。 東海道本線の東田子の浦駅へ立ち寄って小休止。 駅前には早咲きの桜(3月17日) 庚申塚古墳は駅から東に400mほどの場所にあった。 その説明板。 静岡県指定文化財 庚申塚古墳形状:双方中方墳…
国史跡・浅間(せんげん)古墳は岳南鉄道の神谷駅から徒歩11分、東名高速道路を跨ぐ橋の先にある。道は狭く急で、駐車スペースは殆どない。 東名に架かる橋から見た墳丘。 橋を渡って墳丘への階段を登ったところ。南西方向で奥は伊豆半島。 南東側。奥は田子…
2ヶ月前の3月中旬の土曜日、三島・清水のいくつかの古墳と、富士宮の富士山世界遺産センターを訪ねた。 朝一のこだまに乗って三島駅で下車。この時期の富士山はまだ白く輝いていた。 今回は三島駅前からレンタカーを利用。 最初に新東名に乗って一時間弱の三…
前回のつづき(写真多いです、49枚) この日の最後に訪ねたのは藤枝市の若王子(にゃくおうじ)古墳。 静岡駅から西へ東海道線で5駅、藤枝駅で下車し、バス(30分に1本)で9つ目の蓮花寺池公園入口で降りる。 バス停から5分ほど歩くと蓮花寺池公園に到着。 …
前回のつづき。 賤機山を下山して、麓の神社を参拝した。 静岡浅間神社は、神部神社・浅間神社・大歳御祖神社の3つの別々の神社の通称となっている。 建物はなんと26棟が重要文化財。 Wikipediaによれば、文化元年(1804)から60年の歳月と約10万両の巨費を…
前回のつづき。 賤機山古墳へ行った際、グーグルマップに1号墳と2号墳の記載があったので、賤機山(しずはたやま)の稜線を歩いて訪ねてみた。 八千戈神社脇の石段を上りきったところから、さらに上の石段へ。 石段の先には麓山神社。参拝後、さらに上へと登…
前回のつづき。 駿府城公園の西端から600mほど歩いて静岡浅間神社の境内エリアに着く。 正面は敷地内にある静岡市文化財資料館。 資料館の右側の道を入っていくと広場のようなところに出た。 静岡浅間神社は神部(かんべ)神社・浅間(あさま)神社・大歳御…
前回のつづき。 新静岡駅から次の目的地、賤機山古墳を目指して中心街を歩いた。 駿府城の二ノ丸堀。 堀に面した静岡県庁の21階展望ロビーで古墳のある丘陵を遠望したいと思ったが、なんとこの日は月一回の休館日だった・・・(第3土曜と翌日曜) 駿府城の南東…
前回のつづき。 谷津山古墳を見学後、同じ丘の上にある清水山古墳を訪ねた。 グーグルマップを見ていて知った場所。 ハイキングコースにもなっている路を進む。 鞍部で振り返ったところ。整備されているが両側が切れた尾根道。 その先に古墳のある広場があっ…
前回のつづき。 静岡鉄道の柚木駅で降りて国道と反対側へ出て、左に向かう枝道の2本目。 そこを進むと右側に鳥居が。 山道も記されたグーグルマップのおかげでスムーズに登り口に着いた。 朝日を浴びた斜面を登り始める。 明るい竹薮の中を。 次第に山深い雰…
前回のつづき。 この日の墳行は妻も同行していたので、最後の訪問地はアウトレットに。 グーグルマップを見ていたら御殿場プレミアムアウトレットのすぐ近くに古墳の印があったので立ち寄った。 田んぼの中に土盛りがあった。 周囲はアウトレットへの抜け道…
前回のつづき。 長塚古墳を見た後は2.8km北に移動して、清水柳北遺跡1号墳を見学した。 墳丘の西側から。 稀少な「上円下方墳」 元の場所から200m北西に移設復原されている。 詳しい説明板があった。 清水柳北遺跡1号墳(上円下方墳ー復原)清水柳北遺跡は、…
前回のつづき。 高尾山古墳の見学後、北西に700mの距離にある前方後円墳・長塚古墳を訪ねた。 緩く南に下る傾斜地に、長軸を東西方向に向けて築かれている。 道路沿いに説明板があった。 筆文字の説明板。 長塚古墳(ながつかこふん) 一基時代:古墳時代中…
前回のつづき。 香貫山から沼津市街の北側へ、昨今全国ニュースでも時々取り上げらている高尾山古墳へ向かった。 墳丘に隣接して熊野神社がある。 東日本で最古級、かつ初期古墳としては最大級の大変貴重な古墳。 邪馬台国と対抗していた狗奴国(くなこく)…
前々々回のつづき。 向山古墳群見学後、市街地を西に横断して狩野川を渡り、沼津市の天神洞(てんじんぼら)古墳へ向かった。 伊豆半島の中央を北上してきた狩野川が周りを囲むように流れる香貫山(かぬきやま:193m)の北の麓にある。 墳丘は天神公園の中に…
前回のつづき。 向山古墳群公園から道路を下ると三島市立向山小学校の前に出る。かつて向山1号墳と2号墳があった場所。 正門前からはとても見晴らしがよかった。 正門前には気になる石もあった。 向山16号古墳と書かれた説明板。 向山16号古墳 発見の縁を作…
前回のつづき。 向山(むかいやま)古墳群公園の中で、C地区は一番広々としていてトイレまで整備されている。 古墳群全体の説明板もC地区に。 上記説明板のC地区の部分。 C地区4,139㎡(12~15号墳)は歴史・集いエリアとして、芝生広場や緩やかなカーブと…
前回のつづき。 向山古墳群公園のB地区は以下の説明のとおり、 草木を刈って見通しをよくしたミニマム整備になっている。 B地区7,928㎡(7~11号墳)は古墳を保存するエリアです。木を切って見通しを良くし、古墳の間に木チップ敷きの簡単な通路を設置しま…
前回のつづき。 夏梅木古墳の見学後、ひとつ南側の舌状台地上にある県指定史跡・向山古墳群へ向かった。車なら6分の距離。 駐車場もある公園として整備されていて、尾根上に連なる13基の古墳を見ることができる。 A,B,Cの3つのエリアに分かれていて、全体説…
11月下旬、車で少し遠出して静岡県東部の古墳をいくつか巡った。 最初の訪問地は三島市谷田の夏梅木(なつめぎ)古墳。 三島市街の東縁の丘の上にあった。 東海道線の三島駅と函南駅との中間ぐらいに位置するが、車であれば伊豆縦貫自動車道の三島玉沢ICから…